
約380点所蔵している作品の中には立体作品もあります。
ただ立体は保管場所の確保が大変なので小さめのものを少しだけです。
今回は立体作品もこの展示台分だけ展示しました。
小さくても存在感のある作品も楽しんでください。
お知らせです。
明日10月15日から17日まで遅い夏休みをいただきます。
大変申し訳ありませんがよろしくお願い申し上げます。

WHITE MATES bldg.1F 1-14-23Izumi Higashi-ku Nagoya Japan Phone052-953-1839

約380点所蔵している作品の中には立体作品もあります。
ただ立体は保管場所の確保が大変なので小さめのものを少しだけです。
今回は立体作品もこの展示台分だけ展示しました。
小さくても存在感のある作品も楽しんでください。
お知らせです。
明日10月15日から17日まで遅い夏休みをいただきます。
大変申し訳ありませんがよろしくお願い申し上げます。

どの作品も30年ほど前のものばかりです。
世の中はまだバブルの余韻の中でした。
当時のプリズムはデザインに特化したギャラリーでした。
オーナーがデザイナーだったこともあったけれど、デザインが一番輝いていた時代だったことが一番の理由でした。
デザインは経済状態が良ければ発展するものです。
1964年の東京オリンピックあたりから始まっていた日本のデザイン文化の発展はバブル経済で大きな花を開いていました。
まだまだパソコンは普及しておらず、そのクオリティも低かったことからデザイナーやイラストレーターは自らの手が頭が作り出すものが全てだった。
だからその感性や技術を競い合うことに没頭していました。
見る側にしてみればこれほど面白い世界はない。
日本のグラフィックデザインは世界一と言われていたのです。
東京に行けば世界に通用するデザインが溢れていた。名古屋でもそれが観たいし、観せたい。そういう思いで34年前突っ走っていたことが懐かしくも愛おしい。
今日の写真の壁はそんな時代の作品です。
今だってとても美しい。ちっとも古ぼけてもいない。
もっと肩の力が抜けてないと。そんながちがちの美しさなんてくつろげない。
そんな声が聞こえるのもわかるんだけど・・・。
いつからか世の中には「癒し」と言う言葉が溢れている。
「24時間戦えますか」って言葉もありました。それはやっぱりちょっと違うんじゃないと思う。
だけど、たまには全力疾走してみるのもいいよね。
この壁の前でそんなことを思う自分はもう過去の人なのだろうか。

2023年10月26日(木)-11月5日(日)
正午-午後7時(最終日は午後5時まで)*火曜休廊

「着付け師小平治の風景画展」は本日最終日です。
27年ぶりの個展だった小平治さんですが、これからも見ていてください。
次回は「秋の閑話」と題しまして、所蔵作品展です。一部セールも致しますので是非お出かけください。
今年は夏季休廊を取りませんでしたので会期中少しお休みをいただきます。
イレギュラーな会期になりますことをお許しください。
10月12,13,14,18,19,20日が営業日です。

この個展のDMには2点の作品を入れました。この作品はそのうちの1点です。
ご自宅の近くにある竹林だそうですが、実際には草がはびこっていたり汚れた水たまりがあったりするそうです。
写真ではないのですから、画家が要らないと思うものは描かなくたっていいしこれがあったらいいなと思うものは描き加えたっていい。
小平治さんは手入れされていない草や水は描かずに仕上げました。

ただただ流れる滝の水の一瞬を絵にしました。
そこにあるものに特別な意味はない。だけど人が全く太刀打ちできないもの。
人の無力をここまで見せつけられることにある種のすがすがしさを感じます。
水の流れる音すら聞こえてくるような絵。
無になって生きることの大切さを見るような気がする。

この絵も手描き友禅を思わせる絵です。
小平治さん、絵は芸大で日本画を勉強されました。
下地に金色の絵具を使っているので水彩画ですが日本画的な効果も出ています。
手描き友禅特に加賀友禅のようにも見えるのは色合いかもしれません。
この水色が加賀友禅の藍それも淡い藍に近い。
とはいえ小平治さんは手描き友禅を意識して描いたわけではありません。
彼の身に入り込んでいる感性なんです。
だから多くのみなさんから「あまり見たことのないタイプの絵だね」と言われます。

小平治さんは現場で絵を描きますが、仕上げはご自宅でなさいます。
その時点でこうじゃなかったと思うこともたまにあるのだそうです。
この絵はそんな1点です。
絵を描く方たちはフィニッシュの意味も込めて最後にサインを描きます。
この絵はサインも入れてしまってから「違う」と思ったそうです。
あまりに悔しくて一度はフィニッシュと思った絵の上から筆を持つのももどかしく絵具を指に付けて修正し続けました。
そんな時小平治さんは「ちゃんと仕上げるからね。」と絵に声をかける。
声をかけるのは最後まで描き上げることへの気合でもあるし、絵に対して一緒に描き上げようねという同志のようなものなのかと思います。
他の絵とは少し違った趣ではありませすが、これも小平治さんの絵なのです。

小平治さんは下描きをしません。
紙にそのまま絵具を塗り始めるのだそうです。
きらきら光る水面を見ている状態で、その印象をそのまま絵にしていく。
いったん記憶の中に入れるという作業をしない。
ある程度その場で仕上げた状態までもっていってからうちに帰る。
見たままでもなく、そこでの印象を素早く絵の中に落とし込む。
もちろん細かい仕上げはアトリエでじっくり描き上げるのですが、その場所で描くことを大事にしているのですね。
在廊日の変更があります。
10月4日(水)以降のスケジュールは以下の通りです。
10月4日(水) 12:00-14:00
5日(木) 13:00-18:00
7日(土) 13:00-18:00
8日(日) 13:00-17:00

今回の展覧会にはいくつかのシリーズがありますが、これは「滝シリーズ」の1点です。
「滝シリーズ」はすべて郡上市の「釜が滝」です。
この滝が好きで滝を描くと言えばここなのだそうです。
小平治さんはその場で描くのが基本なのだそうです。
画材は水彩絵の具なので水が必要です。その水はできるだけその場の水を使う。
この絵は「釜が滝」の水で描いてあるのです。
その場に心を寄せて描く。
大好きな滝の美しい季節。
桜が咲く滝の風景です。