「猫と金魚」登龍亭獅篭展5

6月後半は恒例の「登龍亭獅篭展」です。コロナ禍を越えて今回は5回目の開催となりました。

「猫と金魚」は漫画家田河水泡が作った落語です。
今回はこのお話をテーマにした作品だけではなく大須演芸場界隈の人々も引き続き描いています。

作品はシルクスクリーン版画が中心の表現ですが、それについても独自の方法を編み出しているのも驚きです。

今回はギャラリートークはありません。
毎年の獅篭展同様落語会(要予約・有料)を開催します。
6月15日(土)16日(日)22日(土)の午後6時開演です。是非お出かけください。予約は下記より受け付けます。*入場料2,000円 通し5,000円
withsns.prism@gmail.com

落語会の開催日と都合により6月21日(金)23日(日)は正午から午後5時までの営業となります。その他は通常の正午から午後7時までです。*火曜定休

登龍亭獅篭さんは初日と金土日曜日は在廊です。

一人の私の一日の時間ー百瀬博絵画展

洋画家百瀬博さんの個展です。
遠い日のスペインの風景、少年、そして10年ほど前に加わった天使のモチーフ。
時を越えて描き続けるそのモチーフの向こうには現在心の中を占める鮮烈な思いがあります。

変わらぬモチーフの中に変わっていく思いを込める。
自分を見つめるからこそたどり着いた今日を観てほしい。

6月1日(土)午後5時からギャラリートークも開催します。(予約不要・無料)
是非お出かけください。

5月30日(木)-6月9日(日)*火曜休廊
正午―午後7時(最終日は午後5時まで)
百瀬さんは会期中午後1時30分から午後6時まで在廊予定です。

道の物語ー絵本作家ながおたくま出版記念原画展

スペースプリズムの「小さな絵の展覧会」や「クリスマス展」などでたびたび登場していたながおたくまさんの「道の物語」シリーズ。いつか出版したいと思っていたし、ファンのみなさんからはいつ出版されるのかと待たれていました。この度やっと出版の運びとなりました。出版を記念しての個展です。

展覧会は出版された絵本とその原画。ただし原稿になった絵は販売ができませんので同じシリーズの販売可能な絵を展示しています。

「道の物語」は絵本ですが文字がありません。ストーリーが無いわけではありませんが言葉での表現をしませんでした。ここに描かれているのは等身大のながおたくま自身でもありますが、それぞれの読者でもあります。読者の物語として読んでいただきたくてあえて文字でストーリーは書かなかったのです。

絵本は子供のためのものばかりではありません。これは大人になっってしまったあなたに読んでいただきたい絵本です。では子供には向かないのかと言うとそうではありません。子供の目線ではどんな物語になるのでしょうか。たくさんの子供たちの物語になることでしょう。

5月16日(木)-26日(日)正午―午後7時(最終日は午後5時まで)*火曜休廊

5月18日(土)午後5時からはギャラリートークも開催します。(予約不要・無料)

作家ながおたくまさんは20日(月)は終日・22日(水)は午後5時以降不在ですがあとはすべて在廊致します。

「跨越(かえつ)ー倉中玲個展 戯曲『葡萄畑の天使』と絵

倉中玲さんの初個展です。
自身が書いた戯曲をもとに心象風景を絵にしました。

オリジナルの戯曲があっての絵画展はあまり例がなく、プリズムにとっても初めてのことです。

タイトルの跨越(かえつ)とは2つの世界を跨(また)ぐという意味だそうです。

絵画と文学を跨ぐ展覧会ではありますが、テーマはそこではなくまさに社会や心の中にある二極性なのかと思います。

5月3日午後3時からギャラリートークも開催します。(予約不要・無料)
是非お出かけください。

倉中玲さんは、会期中5月2日9日は午後5時からそれ以外の日は営業時間内在廊します。

5月2日(木)-12日(日) 正午ー19時(最終日17時まで)
*火曜休廊

呼応する身体ライブパフォーマンスー辻將成展

辻將成さんがブレイクダンスに出会ったのは中学生の頃でした。以後高校生の時も大学生の時もずっとダンスをしてきたのだけど、それと作品制作とは別物だと思ってきたのです。

大学院生のとき先生の何気ない一言からそこが繋がり、今ではもっともっと深く探っていくことがライフワークとなっているのです。

今回は足の動きを中心に平面にアクリル絵の具で痕跡を描いています。

辻作品は痕跡が全てではありません。体の動きがあるからの痕跡。
その両方を観るのはある瞬間です。
今回は5回のライブパフォーマンスを予定していてその時間がその瞬間ということになります。是非ライブパフォーマンスにお出かけください。5回のうち1回は既に予約満席になりました。あと4回のチャンスをお見逃しなく。
②4/20(土)  午後6時ー
③4/21(日)  午前11時ー
④4/28(日)   午前11時ー
⑤4/28(日) 午後6時ー
チラシやDMのQRコードからか、あるいはwithsns.prism@gmail.comからご予約をお願いいたします。

20,28日はライブパフォーマンスのためギャラリー営業時間を午後5時までといたします。

鈴木喜家日本画作品とスケッチ展ー写生から制作へ

「絵を描く。」
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鈴木喜家さんの場合風景画なら現地でスケッチを描く。
コンテで描く。

下絵を描いて色を入れていく。
スケッチから完成までにはいろいろな工程がある。

今回のこの展覧会ではスケッチと日本画としての完成作品と両方を観ていただきます。このスケッチがこう完成されたという構成ではありませんが、両方の魅力を観ていただける展覧会になっています。

明日4月5日(金)午後6時からギャラリートークも開催します。是非お出かけください。

 

メロウな日々ーはまだのりこのイラストレーション

プリズムでは5年ぶりのはまだのりこさんの個展。
「メロウな日々ーはまだのりこのイラストレーション」です。

「メロウな日々」というタイトルのようにはまだのりこさんの日常そのものでもあり、そうありたいでもある。

板をはまださんのアイデアによる形に切ったものに絵を描くという方法で制作した新作と、長方形や正方形の木パネルやイラストボードに描いた近作で構成されています。

他にもいろいろ実験的なことにもトライしていますが、毎日の投稿で少しずつ個展の概要を解き明かしていけたらと思っています。

2024年3月21日(木)ー31日(日)*火曜休廊

会期中全日程在廊予定です。

3月23日(日)午後5時からギャラリートークも開催します。(無料・予約不要)

Goki & Artists 2024 Spring

さあいよいよ春到来です。
恒例の「Goki & Artists」で季節の先取りを展覧会にしました。

Gokiの新作はもちろんまだまだ出番の多い冬物もスペシャルプライスでお届けします。

またプリズム所蔵作品でも春を満喫していただけるようチョイスしました。

2024年2月29日(木)-3月17日(日)*月火休廊
(正午ー午後7時  日曜は午後5時まで)

猫展28

今年も「猫の日」を前に最強の猫軍団がプリズムにやってきました。

今年は38名473点で初日を迎えます。
この展覧会は全作品即売なので日々作品数が減っていきます。なかなか早い日程に都合がつかない方々には申し訳ないのですが作品の多さから後日のお渡しが困難なためお許し願いたいと思います。
なおメールや電話(営業時間のみ)でのご予約は1月31日正午からとさせていただきます。

 

2024年1月27日(土)-2月25日(日)
*月火曜日休廊ただし2月12日(振休)開廊
正午ー午後7時(日曜日は午後5時まで)

作家在廊予定
1/27(土)   12:00-15:00   いだゆみ
15:00-17:00   はまだのりこ
28  (日)         12:00-14:00   むらかみしの
14:00-17:00    馬場陽子
31 (水)          13:00-15:00   ながおたくま
16:00-19:00   小山剛
2/ 1   (木)          12:00-14:00   渡辺沙恵子
3  (土)           13:00-15:30   岡田まゆみ
15:30-17:30    名和香代子
4  (日)            13:00-16:00   サノエミコ
7(水)    14:00-16:00   百瀬博
16:00-19:00   服部純栄
8(木)    13:30-15:30            hiroko
15:30-18:00           中村友美
9(金)    13:00-15:00   石本真裕子
10(土)    12:00-15:00   うちだちよえ
11(日)              13:00-16:00   平塚啓
17(土)             15:30-17:30   高谷美妃
*時節柄突然の変更もあり得ます。ご理解ください。

花気配ー高北幸矢鉛筆画展

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

「高北幸矢鉛筆画展」は2024年1つ目の展覧会です。

鉛筆だけで花を描く。58点の絵ができました。
大好きな花と少しだけ野菜と実物で会場を飾りました。
どれほど花が好きで描くことが好きなのか、そんな展覧会になりました。

作家在廊
1月6,7,8,12,13,14,18,19,21日
その他の日もできるだけ在廊しますので、是非会いに来てください。