秋の閑話ーさわやかな風の中で、章子の選ぶ所蔵作品展

プリズム所蔵の作品を私高北章子セレクションで構成しました。

34年もの長い時間をかけて約450点を所蔵してきました。
近年これからの自分の持ち時間を考え少しずつ作品を手放してきました。現在所蔵点数は約380点。それでもたくさんの作品が手元に残っています。

ずっとそばに置いておきたいとは思いますが、それでは作品がかわいそう。
次に大切にしてくださる方に所に行ってほしい。

展覧会を開催する場としてプリズムを選んでくださった作家さんへの感謝から所蔵した作品。何よりもその作品が大好きだったからという理由で所蔵させていただいていました。

この度すべての作品をセール価格としました。心を尽くして制作してくださった作品をお安くするのは本意ではありませんが、次の持ち主のところに行っていただくためです。所蔵させていただいた作家の皆さん本当に申し訳なく思いますがお許しください。

セレクトは困難な作業でした。どれも見ていただきたい作品ばかりですが、約30点を選びました。「秋の閑話」と言うタイトルなのに「秋」らしくないものがたくさんになってしまいました。

そして今回「閑話」の中で私以上にその作品を深く愛してくださっていると思われる方には表示価格よりさらにお安くお譲りすることにしました。いっぱい作品に対する思いを語っていってください。

今年は夏休みを取りませんでしたので、会期中随分遅い夏休みをいただくことにしました。そんなわけで会期は随分イレギュラーです。営業日のチェックをお願いいたします。

10月12日(木)-20日(金)*15日(日)-17日(火)休廊

大変申し訳ありませんがよろしくお願い申し上げます。

着付け師小平治の風景画展

小平治さんのプリズムでは初めての個展です。
ご本人にとっても27年ぶりの個展だそうです。

絵は透明水彩絵の具で描いた風景画。
花の群生、林、滝・・・など好きな風景を描いています。

着付け師としてのお仕事と絵を描くこととどちらも小平治さんにとっては大事なことです。

プリズムもまだまだ小平治さんの世界がよくわかっていません。
10日かけてゆっくり味わいたいと思ています。

作家在廊予定
9月28日(木)     13:30-19:00
30日(土)     13:00-18:00
10月1日(日)     13:00-18:00
5日(木)     12:00-14:00
7日(土)       13:00-18:00
8日(日)     13:00-17:00
*来廊前のスケジュールによりギャラリー到着時間が遅れる場合があります。

羽化する時間ー板倉鉱司銅版画歌集『空を飛ぶ方法』出版記念作品展

鉄の彫刻家板倉鉱司さんは銅版画も手掛けます。さらに長く短歌も作り続けています。

今年6月に短歌と銅版画の作品集を出版したしました。私家版ですので書店での販売はありません。珠玉の歌と銅版画を美しい本に仕上げました。

この展覧会では作品集だけでなく6月以降の新作の銅版画と鉄の彫刻も展示いたしました。その後3か月の板倉さんの歩みでもあります。

会場は美しい空間に仕上がりました。是非お出かけください。

なお、申し訳ありませんがご本人の体調が不安定なため会期中の在廊は基本的にはありません。在廊される日があっても長時間はいらっしゃれないことをご理解ください。

Goki & Artists 2023 Autumn

Gokiとプリズム所蔵作品のコラボレーション展です。
もう恒例となっているので楽しみにしてくださっている方も多い展覧会です。

秋と言いながらGokiの服はほとんどが春夏物です。
まだまだ暑さとの闘いの中、それでも秋を装いたいという欲張りな気持ちを満足させてくれるラインナップです。しかもお値段は破格。満足ではなく大満足な展覧会です。

黒を中心にグレイや茶で秋を演出しています。
所蔵作品もそれに合わせ、色味を極力抑えた構成にしてみました。
今回はモチーフに秋を見ていただくというよりは色で季節感を出すチョイスです。こちらも交渉次第ではお値打ちにお出しできるものもあります。

まだまだ厳しい残暑の中です。大変申し訳ありませんが今回も月火曜日休廊。日曜日は午後5時までの営業とさせていただきます。

2023年8月26日(土)ー9月10日(日)*月火休廊
正午―午後7時(日曜日は午後5時まで)

小さな絵の展覧会2023ー暮らしに、美の極小宇宙。

夏恒例の一大イベント「小さな絵の展覧会」です。
今年は88人522点の作品がギャラリーを埋め尽くしています。

600㎠以内の作品を作家の皆さんに制作していただきました。
気軽に飾れる小さな絵です。きっと皆さんの生活を楽しませてくれることと思います。

作品は即売です。全作品を観るのは奇跡と言われる展覧会。初日に完売する作家さんもいらっしゃいますのでお目当ての作家さんがいらっしゃる方は早めのお出かけをお勧めします。

今年も通販対応いたしますが、初日2日目はギャラリーにお越しくださるお客様の対応で手いっぱいです。19日(水)からのとさせていただきます。
withsns.prism@gmail.com          052-953-1839

作家在廊予定
7/15         12:00-15:00    はまだのりこ
15:00-16:00    鳥居真実
16         12:00-15:00    よしだ律
15:00-17:00    Mitsu.
19         12:00-13:00    うちだちよえ
13:00-15:00    水上卓哉
15:00-17:00    マスナリリョウコ
20          12:00-15:00    建部弥希
15:00-19:00    水野清波
21            12:00-13:30    高谷美妃
13:30-15:00    平野えり
15:00-19:00    服部純栄
22            13:00-15:00    水上卓哉
15:00-17:00    岡田まゆみ
23              14:00-17:00   御囲章
26             13:00-15:00   水上卓哉
17:00-19:00    ながおたくま・高北幸矢
27             13:00-15:00    久野晴美
15:00-17:00    橘逕
28              12:00-14:00    森川美紀
14:00-15:00    中岡友子
29              12:00-13:00    中岡友子
13:00-15:00    平塚啓
15:00-19:00    山内寿美
30             13:00-15:00    栗木栄子
15:00-17:00    佐藤千恵
8/ 2              12:00-15:00    溝渕美穂
15:00-19:00    中村友美
3               13:00-16:00    山口まち子
17:00-19:00    音部訓子
4               12:00-15:00    中岡友子
15:00-19:00    高木伸彦
5               12:00-14:00    渡辺沙恵子
14:00-16:00    おおざる工房
6               12:00-13:00    中岡友子
13:00-15:00    小平治
15:00-17:00    花井正子
9               16:00-19:00    生越登紀子
10              12:00-15:00    倉中玲
15:00-17:00    水野加奈子
17:00-19:00    稲垣恭子
11               13:00-16:00    サノエミコ
16:00-19:00    古河原二葉
12             13:00-17:00    斉藤誠
13               12:00-14:00    クマウモレ
16               12:00-14:00    小平治
14:00-16:00    山口雅英
16:00-19:00    成田郷子
19            14:00-16:00    坪井香保里
20               12:00-17:00    北村武志

*天候や体調により変更になる場合がありますことをご了承ください。

建部弥希全面絵画展ー絵画の常識を破る

「全面絵画」という耳慣れない言葉。
建部弥希さんは洋画家として作品を制作する過程で平面である絵画の側面を絵の一部としてきた。それは絵画が平面であるということから逸脱するのかそうでないのか。建部さんはそれは自分にとって絵画と捉えていた。それならばその地続きである裏面と言われる部分にまで描いたらそれも絵画なのではないか。

建部弥希さんが到達した全面絵画の概念は今回のDMに文章で綴りました。
「こんな長い文章読むの大変」との声も聞いていますが、是非お読みいただきたく思います。DMがお手元に無い方がほとんどかと思い、この欄にその画像を添付いたしました。

様式として全面に描かれた作品はこれまでもこれからもあると思います。
ただ絵画という概念を念頭におき、その延長として絵画として表現しているという意識。概念の拡大。言葉にすることも意識を曖昧にしない大事な行為。ここはとても大切なことと考えます。

思いの中で制作を進めると見えてきた「全面絵画」
作家の思いを体験していただくために作品に触っていただけるようにコーナーも用意いたしました。

作家は基本金土日曜日在廊します。(金曜日は16時まで)

 

登龍亭獅篭展4ー漫画の描ける落語家ではなく、落語のできる漫画家の展覧会。

「登龍亭獅篭展4」
登龍亭獅篭さんの個展も4回目となりました。もうこれはプリズム6月の風物詩化しています。

今年は獅篭師匠の持ちネタを絵にした作品がメインです。
落語家が個展をするならこれは王道といえる作品です。
全作品を冊子にした「獅篭根多集第1期」(1000円)も販売しています。

ギャラリーは既にギャラリーの態をなしていません。毎度のことではありますが演芸場のグッズ売り場の様相です。
なぜか当の本人登龍亭獅篭グッズはほとんどなく盟友である柳家三亀司師匠のものばかり。でもこれは全部獅篭さんのデザインなので、獅篭作品なのです。

なんだかギャラリーとしては型破りな展覧会ですが、これがプリズムともいえる素敵な展覧会です。

そして今年も落語会のある展覧会です。
6月17(土)18(日)23(金)24(土)の4日間。
午後6時からの開演です。(午後5時30分開場)
会場の都合で20名までの入場とさせていただきます。ご予約をいただいた方を優先での入場です。各回2000円ですが、フリーチケットなら何回来ていただいても5000円。3回以上いらっしゃる方なら断然お得です。

ここ3年は落語家さんにとっても厳しい日々でしたが今年の春からは日常が戻ってきました。落語会のスケジュールもどんどん詰まってきています。というわけで獅篭さんの在廊日下記のようです。
6月15、17,19、21,22,23,24日
*18日は落語会に間に合うように戻ります。

今回は落語会がありますのでギャラリー開場時間がイレギュラーです。ご注意ください。
6月15,16,19、21,22日(正午ー午後7時)
17,18,23,24,25日(正午ー午後5時)

林孝子雅羅素器展ー用の器、飾る器。

スペースプリズム創設以来初めてのガラス作家林孝子さんの個展です。

先日梅雨入りしましたが、こういう湿度の高い季節にはガラスは涼し気です。
林さんは作品にパステルカラーを使うことが多く、爽やかさとポップさがあって心が軽やかになります。

使って飾れるが今回の林さんのテーマです。
壁に飾ってある作品も器として使えます。
器中心ですが、アクセサリーもピアス・イヤリング・ブローチ・帯留めがたくさん用意してくださいました。

初めてのガラス作家。私にガラスの知識が乏しいので今回は勉強の機会にもなりそうです。

6月1日(木)-11日(日)*火曜休廊
正午-午後7時(最終日午後5時まで)

林孝子さんはほぼ毎日在廊です。(最終日のみ不在)

夏、すずやかに。

日本の夏は蒸し暑い。
そろそろ夏準備を考える季節になりましたが、なかなか悩ましい季節でもあります。できればさわやかに暮らしたい。

そんな思いを展覧会にしてみました。

夏が蒸し暑いのは温暖化の影響で年々厳しくはなっていますが、それでもずっとずっと昔からその時代の人々にとってはやっぱり嬉しくはなかった。
人々はただただそれを受け入れていたわけではなく、それなりに工夫をして暮らしていたのです。日本の家屋は夏のことを考えての作りだということもしかりです。

家屋は大きな工夫です。
もっともっと今日にでもできる工夫の1つが衣服。
様々な工夫をしてきました。
今年のプリズムからはこの衣服を中心に展覧会を通して提案です。

衣服。
夏は浴衣。
浴衣地で洋服をウサギ商店さんに作っていただきました。
生地だけでなく形も涼しく着ていただけれ物をたくさん作ってくださいました。

アクセサリー。
透明感のあるアクリル素材でコンテンポラリージュエリーを制作している諏訪薫さんにお願いしました。

バッグ
洋服にも使われた浴衣地を入れて、pecoraさんが作ってくださいました。

アパレル
Gokiさんが担当です。


ギャラリースペースプリズムのお隣のdansuko toさんに協力していただき、夏向きで足に優しい靴をご用意いたしました。

木版画
え?木版画⁈
どんなに暑くてもずっとウチの中にいるわけにはいきません。
暑さに向かって頑張ったあと、ウチに帰ったら涼しげな木版画が迎えてくれたら、それは嬉しくないですか。そんな木版画を作って欲しいと久野晴美さんにオファーを出しました。

作家在廊日
ウサギ商店  5月5,6,7日12時―16時
10,11,14,24,25,28日13時―16時
久野晴美   5月5,6,7、13,14、 19,20,21、26,27,28日13時-16時
pecora    5月14,18,28日14時-17時

音部訓子展ーノーベル文学賞作品装丁+ルーブル美術館招待作品

イラストレーター音部訓子さんの個展です。

毎年発表されるノーベル賞。
昨秋ノーベル文学賞をとったのはフランス人作家アニー・エルノーさんでした。
その著書の日本語版の1冊「シンプルな情熱」の装丁画を描いたのが音部訓子さん。そのお仕事自体は20年も前だったそうですが、新聞に取り上げられたことから彼女の身の回りは賑わったのです。
「その絵見たい」は多くの方が思ったこと。

パリのルーブル美術館の一角に招待されて3点の作品を出品しました。帰ってきた作品を1度みなさんに見ていただこうと思っていたのにコロナ禍で出鼻をくじかれたようになってしまったのです。

そんな経緯があり、今回の個展になりました。

ここ数年のカレンダーの原画も含めての展示です。

2023年4月20日(木)-30日(日)*火曜休廊
正午ー午後7時(最終日は午後5時まで)

音部訓子さんは会期中ほぼ在廊します。