オブジェー林孝子雅羅素展

板ガラスを切って重ねて炉に入れてオブジェにしました。

700℃800℃という温度をかけるのだけどたった20℃の差くらいでエッジのでき方が変わるのだそうです。炉に入れたら温度を落として冷めてしまうまで炉の中を見ることはできません。炉のどこに入れたかでもできは違うと言います。孝子さんがOKが出せるのは5点に1点くらいなんだそうです。

このオブジェをクロワッサンみたいだと言う方がいらっしゃって、「それ作ってみたい」と思うのが孝子さん。
キャドで設計してクロワッサンを作ってみようと86歳の孝子さんは言いました。間もなく70歳の私はタジタジな気持ちになります。いやいやタジタジになっている場合じゃない。

 

始まりは・・・ー林孝子雅羅素展

林孝子さんがガラスで作品を作り始めたのは間もなく50歳になろうとしていた頃でした。それまでしてきた仕事がひと段落したのを機会に、ガラスの加工が家業なのだからもっとガラスのことを知ろうとガラス作品を作る勉強を始めたのです。

夏だけではありますが、月曜日から金曜日までガラスの学校に行って勉強をし、金曜日の夕方から自宅のある岐阜に向かい日曜日の夜まで家業の仕事をし、日曜日の夜に東京に向かう。仮眠をとって月曜日の朝からはガラスの学校で勉強をする。それを3年続けた。長野の学校も行きました。

ガラスと言ってもいろんな種類がある。吹きガラスやステンドグラスやパートドヴェール・・・。

孝子さんが制作しているのはヒュージングと言う技法です。板ガラスを炉で溶かしてくっ付けて制作していきます。
孝子さんの家業は板ガラスの加工です。建材のガラスなので廃棄する端材の単位が大きい。廃棄されたガラスを材料に作品にするならヒュージングはぴったりだったし、性格的にも他の技法よりそれが良かったのだそうです。

ガラスは再生可能な素材です。
それなのに捨てられることも少なくありません。ある時ある建物を取り壊すことになりそこに使われていたクリスラスガラスのタイルも廃棄処分されることになっていました。それならばともらって帰って作品にしていったのです。

そうやって廃棄ガラスで作品を作ってもやっぱりその端材が出る。
最後は小さなアクセサリーを制作する。
建築資材を加工する炉で小さなアクセサリーを作るのは案外大変なんだそうだけど、それでも最後まで何かに作ってあげたいと思うのが孝子さん。ガラスへの思いの深さが素敵です。

林孝子という作品ー林孝子雅羅素展

あんまり他人の年齢のことを書くとお叱りを受けるかもしれませんが、御年86歳の林孝子さんは今まで出会ったことのないタイプの人でした。

好奇心の塊のような人とはよく使われる言葉ですが、その範疇を越える人です。
これどうなっているの?どうなっていくの?
こうやったらもっといいのに。だったら私がやる。・・・・・

いつも頭はフル回転。

だからこそのスイカ皿。
孝子さんは発明家ではないから便利グッズを作っているわけではありません。
西瓜を最後までお皿の美しさを保ったまま食べたいという気持ちがあのお皿を作らせた。

たくさんの作品を作りながら楽しい場所には神出鬼没。夜中まで遊んでいても次の日朝早くから別のところにいたりする。
本当に作品作っているのかと軽く疑う人すらいるくらい。

ある日「孝子さん疲れませんか?」と聞いたことがある。しばらく考えてそれから「疲れたことないわ」と。

もうその生き方が作品。林孝子という作品だと思う。86年かけて作り上げてきた立派な作品。かっこいい。

今日は孝子さんのことを書くから孝子さん自身の写真を撮らせてほしいと頼んだら顔の前に自分の作品を持って映ってくださいました。キュートでチャーミングな孝子さんのガラス作品と林孝子本人はこの写真のようにぴったり重なるのです。

会期中毎日孝子さんは在廊しています。是非ご本人に会ってほしい。だって林孝子という作品なんだから。

七夕短冊ー林孝子雅羅素展

ギャラリーの天井から素敵な短冊が下がっています。

新暦の七夕はもう終わりましたが、七夕祭りが盛んな地域では旧暦で開催することもありますし、名古屋あたりで有名な一宮の七夕は今月末だそうです。

林孝子さんガラスの短冊を作ってくれました。
涼し気です。
短冊には願いを書きますがガラスに書くことはできないのですでに縁起のいい言葉がガラスで書いてあります。その文字は日本に5000年前からあったと言われている龍体文字で書かれています。
*龍体文字に興味がある方は是非調べてみてください。

笹は無くてもガラスの短冊をだけ飾るのも大人な七夕になりますね。

 

木葉皿ー林孝子雅羅素展

長い方が15㎝弱の木葉皿。
色とりどりなのが可愛いお皿です。

水ようかん・フルーツ・プリン・アイスクリーム・・・夏用の取り皿として・・・

食欲の落ちる夏もこのお皿があれば楽しい宴が始まります。

本日(7月13日午後5時)林孝子ギャラリートークを開催します。
予約不要・入場無料です。是非お出かけください。

 

スイカ皿ー林孝子雅羅素展

スイカがおいしい季節です。林孝子さんはスイカが大好き。
「スイカは好きだけどお皿にスイカの汁がたまるのが嫌なの。それで汁が下のお皿に落ちるようなスイカ皿を考えちゃった。」って。
お皿の上にざっくりした網目状のお皿を重ねて使うことを考えました。

自分が快適に暮らすデザイン。
孝子さんらしい!

孝子さんはスイカ皿として作ったけどご来場くださったお客様方は「お蕎麦やおそうめんをを盛りつけたい」とかそれぞれの一番を考えてくださいます。これがまた楽しい時間になるんです。

1セットは2種類の皿が重なっているのですから、2つに分けて使ってもいい。どんな使い方をするかお持ちになっている方が工夫すればいい。「スイカ皿」と名付けたけれどお皿のオーナーの使い方がその人にとっての大正解。

 

林孝子雅羅素展ー夏の器、スイカ皿など

昨年に引き続き2回目のプリズム展になる林孝子雅羅素展です。

夏といえばスイカ。
今年はスイカ専用皿が新登場です。

その他にも全部違う色の木葉皿約30枚も楽しい。

もちろん楽しい大皿・額に入ったガラス・オブジェなど林孝子ワールドがいっぱいです。

7月13日(土)午後5時からギャラリートークも開催します。(予約不要・無料)
林孝子さんは会期中ほぼ在廊します。天候などで急遽不在のこともありますので是非会いたいという方は在廊をご確認ください。(052-953-1839)

登龍亭獅篭展5ー最終日

本日「登龍亭獅篭展5」は最終日です。
進化が止まらない獅篭さん、サブタイトルにある「漫画」という言葉はそろそろ取らないといけないのではないかと思うくらいです。
来年のこの時期は「登龍亭獅篭展6」となります。
待っていてくださいね。

そして大変申し訳ありません。
明日6月24日(月)から7月10日(水)早めの夏休みをいただきます。

次回は7月11日(木)から「林孝子雅羅素展」です。
本格的な夏に向けて「スイカ皿」を初めとして楽しい器やオブジェやアクセサリーが出品される予定です。

今年も似顔絵描いてますー登龍亭獅篭展5

今年も会場で似顔絵を描いてます。
(Facebookで見てくださっている方、私のアイコンは獅篭作です)

旧大須演芸場でお客様を飽きさせないために描き続けることで上げた腕は伊達ではありません。落語家さんなのでそのいきさつを湿っぽくは語りません。むしろ笑いに替えて語ることはあります。どんな経験も自分の芸に生かしていく登龍亭獅篭さんの生き方は本当に面白い。

何よりも獅篭さんの描いていただくと出世すると言われているのも縁起がいいですね。

追加搬入しましたー登龍亭獅篭展5

獅篭作品の人気は回を重ねるごとにうなぎ登りです。
陶器への絵付け作品もこれなら十分だろうという数を用意していましたがすでに10点を切る残数になってしまいました。これでは後半にお出でくださる獅篭ファンの皆さんががっかりしてしまうなんてことになりかねません。

ファンを大切にする獅篭さんです。昨日一昨日追加作品を作ってくださいました。このミニ額は1点ものです。もう観に行ってしまった後なのに欲しいのがあるとおっしゃる方には通販もしますので下記にメールをください。
withsns.prism@gmail.com

お知らせです。
今日6月21日は午後7時より大須演芸場にて「登龍亭獅篭独演会」。
22日はプリズムにて午後6時から「獅篭落語会」。
23日は最終日。
本日より以上の事情でプリズムは午後5時までの営業となります。

重ねましてのお知らせです。
明日6月22日プリズムでの「獅篭落語会」お席に余裕があります。
それならばという方是非お出かけください。できましたらご予約をいただけると幸いです。こちらも下記にお願いいたします。
withsns.prism@gmail.com