子供たちにも見てほしい展覧会ーながおたくま絵本出版記念展

「パパパパパパーン」は絵本です。

この展覧会は絵本の原画と主人公のパパヒーローのキャラクターの絵で構成されています。

絵本の原画の下には絵本の文が展示されていて、絵本を読むように展覧会を観ていただけるようなレイアウトにしました。

子供たちにも来てほしい展覧会なんです。
ただ残念ながら、プリズムは子供たちが思う存分楽しんでいただくような仕様にはなっていません。それでいくつかお願いがあります。一緒に来てくださるパパやママにお願いがあるのです。いくつかおうちでお約束をしてから来場いただくと嬉しいです。

1,絵には触らないお約束
今回はお子さんにも見ていただきたいので少し低い位置に絵を飾りました。
そして色の美しさや質感もみていただきたくて、ガラスなどのカバーをし
ていません。
子供は好奇心がいっぱいです。気になるものは触ってみたくなるものです。
本当はとても良いことなんですが、触ってしまうと手油のシミができます。
これはもう直すことができません。
汚れてしまうとながおさんはもちろんたくさんのファンのみなさんも悲しむ
ことを話してあげてください。

2,大きい声を出さないお約束
お話をしながら見るのはいいことですが、ほかのお客様も一緒に見ますから
迷惑にならないように小さな声でお話ししてください。
誰もいなかったらいいの?
またギャラリーや美術館で素敵な絵に出会う日のために練習として小さな声
でのお話にしてください。
夏には名古屋でジブリ展があるようです。
ほかのお客様は大きな声でお話ししているかもしれませんが、小さな声で
お話しする子のほうが絶対かっこいい!

3,走ったり飛んだりしないお約束
ギャラリー内はお子さんにはちょっと危ないところもあると思います。
例えばプリズムには階段が2段あるのですが、飛んでもいいようには作ら
れていません。
ほかのお客様が一生懸命見ているお邪魔にもなりまし、危険なことを
お話ししてください。

4,これはパパやママにお願いです
今回はコロナ対策もあってギャラリー内には5人までという人数制限をし
ています。できれば日時のご予約をお願いします。
withsns.prism@gmail.com       052-953-1839
滞在時間は20分を目安にお願いいたします。
お子さんによっては20分でも限界がきてしまうことがあります。
そのお子さんが悪いのではありません。年齢や体調で仕方ないのです。
限界だなと思ったら速やかにバイバイにしましょう。
お子さんにとってギャラリーは大好きな場所であってほしいのです。

 

ながおたくま絵本出版記念展ーパパパパパパーン

ながおたくまさん2冊目の絵本「パパパパパパーン」が6月20日父の日に出版されます。この個展はそれに先行しています。本も先行販売です。

「パパパパパパーン」
パパが主人公です。ながおさん自身もパパです。
絵本ってママと子供が主人公なのが多いのだけど、パパが主人公はなぜ無いんだろう。そう思ったことからできました。どんなパパなんだろう。是非ギャラリーに足を運んでみてください。

ながおさんは毎日在廊します。
12時から18時30分まではいらっしゃいますが、12日(金)は12時には間に合わないかもしれません。また、16日と17日は15時までしか在廊できません。
お会いになりたい方はスケジュール調整をしてみてください。

そして、今回は、絵本展ですからお子さんにも来ていただきたいと思っています。ただ、コロナ禍ですから入場制限をしています。ファミリーの方々や3人以上でご来場の皆さんにはお待ちいただく時間が少しでも短くなるように予約をいただけると嬉しいです。特に土日曜日はお願いいたします。

withsns.prism@gmail.com
052-953-1839(営業時間内のみ)

お子様とお出での方へ
明日から少しずつギャラリーからのお願いをブログの中に書きます。読んでいただけるとより楽しい展覧会になると思います。是非お読みください。

FashionCrossroad2021春夏ー最終日

「FashionCrossroad2021春夏」本日最終日です。(午後5時まで)

次回は6月10日(木)から「ながおたくま絵本出版記念展ーパパパパパパーン」です。パパが主役の絵本のようです。どんなお話なのか楽しみですね。

通販もしていますーFashionCrossroad2021春夏

会期も終わりに近づいて作品も減ってきていますが、まだまだ素敵なものがいっぱいです。梅雨に緊急事態宣言にと出ることがためらわれる日々でしたが通販もしています。

withsns.prism@gmail.com
あるいは電話052-953-1839(営業時間のみ)

にて承ります。

白は透ける?ーFashionCrossroad2021春夏

会期もあと残すところも少なくなってきました。
季節も随分すすみ暑くもなってきました。

夏は白っぽい服が多くなります。そうすると「この白透けない?」とよく聞かれます。透けない白はちょっと厚手だから暑い。涼しい白の服は透けるのは必然に近い。もう透けることを前提にタンクトップやキャミソールを中に着ましょう。近頃は涼しく過ごせる素材のものも多く出回っています。

で、どんなものを中に着るのか。色の問題。
白はまあ最も無難。上に着るものを最大限に活かすなら白がいい。
の服の柄をちゃんと生かしたいなら白を中に着てください。
また、真っ白を楽しみたいときも白です。

しかし、白から透ける色を楽しむということもありです。
赤も黒も緑も案外素敵なんです。透けて見えるその色は白を通して見えるので少々ビビッドな色でも抑えられていい味出してくれます。
透けるからこそのおしゃれですね。

白は夏の定番。やっぱり白の清々しさは素敵です。
白を怖がらないで楽しみましょう。

 

ワクチン接種しました

本日出勤前に1回目のワクチン接種をしました。

ワクチンがどれほどの効果を持っているのかわかりませんが、現在COVID-19を広げない最大の方法がワクチンというのならばそれは試してみるしかありません。

この1年ただただ指をくわえて禍が自分のところに来ないようにじっとしているしかなかった。歯がゆくもあり悔しくもあり・・・。

少しだけでも手足を伸ばすことができるようになったのなら嬉しい。
多くの人たちがいろんなものを見聞きできる世の中になることを待ちわびていた。

朝はそれほどではなかったけれど、午後から腕に少しだけ痛みが出てきています。2回目のほうが副作用が出ると聞いています。23日が2回目になりますが、もしギャラリーに支障が出るようなことがあったとしてもお許しいただけたら幸いです。

HOKUSAI

情けない話で何とも言い訳でしかありませんが、ずっと映画館が怖かった。
映画好きの皆さんからはさんざん映画館の換気は基準がもともと厳しかったのだから感染の心配はないと聞かされていましたのに。そうだろうなと頭ではわかっていたのですが、暗い閉じられた空間というだけのことでイメージとして心が拒絶していました。

「HOKUSAI」もう天岩戸の前で天宇受売命(あめのうずめのみこと)の踊りを一目見たくなって天照大神が気を許した、というほどおおげさではないけれど、この映画は見逃せないと、ほぼ1年ぶりに映画を観てきました。

内容についてはいろいろありますが、2つ心に響くポイントがありました。

1つは蔦谷重三郎が北斎に「お前は何で絵を描くのか」問うたこと。
若き北斎はその問の答えを見つけるためにまさに七転八倒するのです。もちろん結果はその答えを見つけ絵を描くことに壮絶な邁進をするのですが・・・。

「何で絵を描くのか?」
絵を描く人はみんなその答えを知っているわけではなく、北斎ほどの絵師でもその答えを見つけるのに死ぬほど苦しむ。最後までたどり着けない画家だっているに違いないし、そんな問に答えを見つけようとしたこともない画家だっているかもしれない。本当はものすごく深い問なんだけど。

2つ目は、老年期の北斎を演じた田中泯の体の動き。
世界的ダンサーでもある田中泯だから、心情を体の動きで表現するのだが、ダンサーを越えて、俳優としての動きの中でダンサーとしての感覚を持っているのが素晴らしかった。考えずとも筋肉が反応している感じ。それもダンサーを前面に出さないように動く。美しすぎない動き。場面によってはダンサー田中泯になっているところもあったが、こちらの見たいという気持ちも満たしてくれているようで満足でした。

観に行くべきかどうかはそれぞれが求めるものによると思うので、〇でも×でも△でもない。

作り手の思いーFashionCrossroad2021春夏

世の中にはたくさんの物があふれています。
たくさんの物に囲まれていると、1つ1つの物には必ず作り手がいるということをつい忘れてしまいがちです。

どんな物でも作り手はやっぱり必ず何らかの思いを持って作っているという事実を伝えるのがギャラリーの役割とも思います。

できればどの作品も輝かせたい。
朝ギャラリーに出勤してライトをつけたとき、どの作品も最高の状態でいてくれるだろうかと気にかかります。

初日の会場と比べると随分様変わりさせました。
この組み合わせのほうが良いかなと思うこともあっての変更もあるし、どなたかの元に旅立った作品と入れ替えることもあります。

どの作品も最高の笑顔でお客様をお迎えできていればいいなと、時々会場を見回します。