サノエミコーFashion Crossroad 2020 秋冬

キャラクターデザイナーサノエミコさん。オリジナルのテキスタイルでポシェットを作ってくれました。

拡大してみてください。四角い犬の連続柄になっています。
連続柄だからキャラクターの可愛さに知的センスが加わって大人な雰囲気がでています。

他に同じ柄のミニバッグと、四角い犬とその足跡のブラウスも出品です。

10月16日(金)午後2時から5時サノさん在廊です。

作家在廊日
10/9(金)  13:00-18:00  蒼空
10(土)  13:00-17:00  HUMMING BIRD DESIGN
11(日)  13:00-17:00  馬場陽子
16(金)  14:00-17:00  サノエミコ
17(土)  12:00-15:00  シピ
18(日)  13:00-17:00  ウサギ商会
19(月)  13:00-15:00  ながおたくま
26(月)  13:00-18:00  ウサギ商会
*追加変更は随時お知らせします。

馬場陽子ーFashion Crossroad 2020 秋冬

最近馬場陽子さんお気に入りのモチーフがベレー帽に付きました。
頭の上で小さい誰かさんが畑を耕しています。ふふふです。

馬場陽子さんは明日10月11日(日)午後1時から5時在廊です。

まだまだ外出に不安を感じている皆さん、また遠方で来廊が難しい皆さん。
作品にご興味がありましたら、ネット対応もいたします。
まずは、052-953-1839にお電話ください。

作家在廊日
10/9(金)  13:00-18:00  蒼空
10(土)  13:00-17:00  HUMMING BIRD DESIGN
11(日)  13:00-17:00  馬場陽子
16(金)  14:00-17:00  サノエミコ
18(日)  13:00-17:00  ウサギ商会
19(月)  13:00-15:00  ながおたくま
26(月)  13:00-18:00  ウサギ商会
*追加変更は随時お知らせします。

Fashion Crossroad 2020 秋冬

1年に2回、春と秋に開催している「Fashion Crossroad」
今年の春展はCOVID-19の営業自粛要請を受けて中止にさせていただきました。
というわけで1年ぶりの展覧会です。

これでもまだまだ影響下にあり、本展もイレギュラーな会期です。
10月9日(金)−10月31日(土)*火曜休廊
(正午ー午後7時*日曜日と最終日は午後5時まで)

私たちがファッションアイテムを購入した時、全身を同じデザイナーで揃えることはあまり無いことです。それはきっと理想的な美しいコーディネートになることは予想に難く無い。でもそれはかなり稀なことです。

理想、それはデザイナーにとってはそうかもしれませんが、すべての人にとって理想かどうかわかりません。デザイナーの予想を超えた組み合わせにクリエイティブな面白さを見つけることだってあるはずです。見つけられたとしたら、これは相当楽しいことだと思いませんか。

「Fashion Crossroad」とはそういう楽しい展覧会です。クロスオーバーさせることで別の面白さを生み出す可能性を見つける。だから個々での展示は全身が同じデザイナーにならないようにしています。
だからといってここでのセッティングがベストだと思っているわけではありません。ギャラリーにいらした方が「○と△にしてみたい」と提案してくださったら、それを実現することも可能です。
また、実際に身につけていただくこともできますので、是非お声をかけて欲しいのです。

出品者
ウサギ商会(着物リメイク) 河村尚江(美濃友禅) COMOC(靴・革小物)
サノエミコ(ファッション小物) シピ(ファッション小物)
諏訪薫(ジュエリー) 蒼空(絞り染め) 坪井香保里(ファッション小物)
ながおたくま(ファッション小物)
HUMMING BIRD DDESIGN(ファッションデザイン) pecora(バッグ)
馬場陽子(ファッション小物) 溝渕美穂(ファッション小物)
momiji(フェルト)

在廊日
10/9(金)  13:00-18:00  蒼空
10(土)  13:00-17:00  HUMMING BIRD DESIGN
11(日)  13:00-17:00  馬場陽子
16(金)  14:00-17:00  サノエミコ
18(日)  13:00-17:00  ウサギ商会
19(月)  13:00-15:00  ながおたくま
26(月)  13:00-18:00  ウサギ商会
*追加変更は随時お知らせします。

花井正子展ー最終日

「花井正子展ーShanguri-la」は本日最終日です。
削ぎ落とした表現の中に剥き出しの真実が見えた。
次回はどんな切り口でそこを見せてくれるのか楽しみです。

プリズムは10月9日(金)から「Fashion Crossroad 2020秋冬」です。
まだまだCOVID-19の影響下イレギュラーな会期です。

10月9日(金)−31日(土)正午ー午後7時(日曜日と最終日午後5時まで)*火曜休廊

有明の月ー花井正子展

人は一人で生まれて一人で死んでいく。否も応もない。

そのシンプルな事実に人は右往左往する。何故そうなのか。

覚悟・・・。

この絵を観ていると、その覚悟を問われているような気がする。

そこには厳しさも優しさも暖かさも冷たさも心地よさも苦しさも無い。

ただ当たり前にある事実。

覚悟、・・・できているだろうか。

 

毎日ギャラリーに入ると待ち構えている絵たち。気になる絵は日ごとに変わり、見え方も変わる。明日が最後のこの展覧会。私の1点はどれだろうかと思う間もなく、この絵がさっきからずっと私から離れようとしない。「覚悟」せねば。

灯ー花井正子展

あっけらかんとしているようで、深い意味と思いを秘めている。

それは何かが解りきらない不安。

解らなくても良いと言い放てない心の弱さ。ちょっと認めたく無い、気の強さ。

不遜な微笑みが見える。

LuNaー花井正子展

今日は中秋の名月とか。

明るい満月の光が、周りのうす雲に反射しているのも美しい。
小さめの満月がその明るさを強調する。

月の明かりが優しいのか妖しいのか。
月に意志はない。だから優しくも妖しくも無い、はずだがそうはいかない。

科学的なことを言うと、月の満ち欠けが人間のバイオリズムを左右するのだそうだ。だから心の起伏に大きな影響を及ぼすらしい。

そんなことを意識して生活するほど繊細ではないが、今夜は月と一緒に帰りたい。晴れているかな、帰りの時間は。

iー花井正子展

もう20年にもなるだろうか。
「MOMO・BIWA・ICHIJIQ」という個展を花井正子さんがプリズムで開いたことがあった。

1メートル四方ほどの画面に桃や枇杷が1枚に一個ずつ描かれていた。
だからそこに描かれていたフルウツたちはかなり巨大ということになる。

絵の前にいると、そのフルウツに自分が入り込んでいく感覚になってきたものだった。それは案外心地の良いことで、淡いピンクや黄色が優しかった。しかし今考えてみると、人によっては優しさに飲み込まれそうな恐怖を感じていたかもしれない。

この絵を観ていたらあの日の感覚が戻ってきた。
これはそんなに大きな絵ではなく、ちょうど桃の大きさの桃だ。
それでもその感覚が思い出されたのは、あの展覧会を見た者だけの特権であるとほくそ笑む。

追憶B−花井正子展

花井正子さんの作品は遠い日の記憶、それも何十年も思い出さなかったことを突然思い出すといった記憶の呼び覚ましのようだ。

作品についてたくさんの話をしていると、そういったエピソードがたくさん語られる。

溢れ出るがままに描かれた絵は結局記憶のピースであり、ちょっとした短編小説のようだけど、やがて少しずつ繋がって彼女のヒストリーになる。

彼女の絵は私小説ともいえる。それなら何故私小説的な絵ががどうして受け入れられるのか。一人一人の記憶は全然違うものなのに、集約されたそれは普遍になり共有できる記憶になるからだと思う。

あの日あの時の音や匂いや思いが見えたら、もう共有は始まっている。