岬の空ー鈴木喜家日本画展

鈴木喜家さんは愛知県西尾市にお住まいです。
西尾市の吉良からは知多半島が見えるそうです。

ある日知多半島を観ていると、雲の切れ間から見える日の光がまるで龍が登っているように見えた。
その様子を描いたのがこの絵です。

風景というのは不思議な物でそのものに意図は無いのにそれを観ている人間はいろいろな受け取り方をします。

鈴木さんは知多半島に登る龍をそこに観ました。

この絵を観て「龍」と思うのもいいし、それが何かを考えるのも良い。
「龍」ではないものを観るのも、もちろんいい。
全く違う部分に全く別の物を観るのもいいと思います。
絵を描く観るは本当に自由な世界です。

自由な世界を語り合うのも素敵です。

この展覧会はいよいよ後半に入りました。
鈴木さんはほぼ毎日会場にいらっしゃいます。
絵のお話を語りにいらっしゃる皆さんをお待ちしています。

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