恒例の「Goki &Artists」です。
が、今年は少し趣向を変えての展覧会にいたしました。

2年前のコロナ出現から随分慣れてはきましたが、同時に変わってしまったこと変わらざるを得なかったことは本当に数限りないと思います。
飲食店や旅行業の方々のご苦労は想像を絶するものと思います。

そんな中人々の心も変わっていくのを感じます。
私自身は「どうせ~」と思ったらそこで終わりと肝に銘じています。しかし、そういう思いをいだいている方がいることは否めません。

プリズムの展覧会では恒例の企画がいくつかあります。コロナから2年たって以前と同じ気持ちで進めるものとそうでないものができていることに昨年後半から気になっていました。このGoki展もその1つです。

ファッションをめぐる状況は飲食や旅行に付随して厳しいものになっています。

変えなくてはいけない。変わらなくてはいけない。

ちょうどこの時期は日々気候の変化があります。
気候に合わせてということまではできませんが、会場が変わりゆく展覧会にしたいと思い今回の企画としました。作品はGokiの洋服とプリズムの所蔵作品です。
「metamorphoses」(DMではスペルが違っていました、すみません)
変化すること。これはM.C.エッシャーの同名の絵(版画)からヒントをいただきました。少しずつ変わっていき、最後には違う世界になる。
毎日ブログに会場の様子を掲載します。最後までお付き合いくださいますと、どう変わったのかがわかります。

Gokiの洋服、秋冬物はいつものようにスペシャルプライスです。春物はプロパーとさせていただきます。またプリズム所蔵作品もこの期間だけのスペシャルプライスです。この期間だけ思い切ったオフ価格にいたしますので是非ご利用ください。

猫展26

毎年恒例の「猫展」です。
2月22日が「猫の日」に因んでの企画です。2が続くこの日は猫の鳴き声「にゃん」で「にゃんにゃんにゃん」ということが由来です。今年は2022年ともう3つ「にゃん」が付きますし、大猫(寅)年ということもあり、大変稀有な「猫の日」なんです。もちろん38人の出品作家の皆さんも大張り切りでとびきりの猫作品を出品してくださっています。

しかしながら、昨年に続き今年もコロナは猛威を振るっています。悔しくてたまりません。
作家もギャラリーもこのまますごすごと引き下がりはしません。
こんな中でどうしたら安全に展覧会を開催するかルールを作りました。
是非このルールの中で「猫展26」をお楽しみいただけたら幸いです。

①ギャラリースペースプリズムは既に発表の通り1月27日(木)から2月22日(火)「猫展26」を開催いたします。(2月1,8,15日休廊、正午―午後7時ただし日曜日は午後5時まで)
②ギャラリー関係者以外5人までの入場制限をします。
マスク着用と手の消毒(ギャラリーに備えています)をお願いいたします。
③ギャラリーは通常営業ですがメールと電話による販売もいたします。
こちらは2日目1月28日(金)正午からとします。
初日は実店舗と両方の対応が難しいことをご理解ください。
withsns.prism@gmail.com 052-953-1839

個々の作品はホームページからも発信します。38人全員を一挙に発信することができませんので、SNSをご利用の方はTwitterやFacebookからもご覧ください。作家からの発信もリツイートやシェアで 発信していきます。

chun!~さえずるいのち~中村友美イラストレーション展

あけましておめでとうございます。
ご挨拶が大変遅くなりましたが今年もよろしくお願い申し上げます。

2022年初めの展覧会は中村友美さんの個展です。
雀が大好きな中村さんがその可愛さを思う存分描きつくしました。

中村さんが雀に対する思いを個展会場にあいさつ文として出しています。
「chun !」ー 私はすずめのことを「ちゅん」と呼んでいます。
 すずめは、冬には『福良雀』と呼ばれたり、また『厄をついばむ』とされ縁起
の良いものとされてきました。
 ですが、当のすずめ達はそんなことはつゆ知らず、ちいさなちいさな体でこの  自然界を懸命に生きています。
 強く、儚く、愛おしい存在です。
 私はそのいのちの輝きに心惹かれ、彼らを描いています。
 作品を通してそんな「ちゅん」たちを感じていただけましたら幸いです。

作品は全部パステルで描いています。
雀の羽毛の柔らかさの表現には目を見張ります。

今回の展覧会はお正月休暇の関係で8日土曜日スタートとイレギュラーですが23日の最終日まで11,18日火曜日は休廊日となります。
中村さんは12,21日以外は会期中在廊します。

 

X’MAS ARTIST  SHOP 2021

スペースプリズムとしては2021年最後の展覧会です。
総勢41人は今年あるいは来年プリズムで大活躍の作家さんばかりです。
X’MAS と銘打っていますが、2021年の総決算的な展覧会なのでクリスマスがテーマという方ばかりではありません。もう一度観たいあの作家の作品。観そびれてしまったこの作家の作品。そんな意味を込めての展覧会に仕上がりました。

作品はすべて即売です。
お目当ての作家がいらっしゃる方はお早めにお出かけくださることをお勧めいたします。毎年完売続出の展覧会です。

比較的コロナの感染は落ち着いていますが新しい株も出始めているようです。
万全な対策として今年もメールと電話での対応も致しますので、お気軽にお声が下ください。
withsns.prism@gmail.com
052-953-1839

作家在廊予定
12/ 3(金)  12:00-16:00        HUMMING BIRD DESIGN
4(土)  13:00-15:00  山口まち子
5(日)  12:00-15:00  水野清波
14:00-17:00  はまだのりこ
6(月)  13:00-15:00  音部訓子
8(水)  13:00-15:00  ながおたくま
15:00-18:00  服部純栄
9(木)  13:00-15:00        石本真裕子
15:00-16:00  登龍亭獅篭
10(金)  13:00-16:00  サノエミコ
11(土)  12:00-16:00  HUMMING BIRD DESIGN
16:00-17:00  板倉鉱司
12(日)  13:00-17:00  馬場陽子
15(水)  13:30-17:00  hiroko
17(金)  17:00-19:00  山内寿美
18(土)  13:00-17:00  平塚啓
20(月)  13:00-16:00  建部弥希
24(金)  15:30-18:00  村田直哉
*追加変更は随時お知らせいたします。

アーティストの描く陶の器2ーおおざる工房と仲間たち

「アーティストの器2ーおおざる工房と仲間たち」2と付いているのはこのシリーズ2回目の展覧会ということです。

初回の後、作家の皆さんとは毎年開催と約束しましたがコロナの影響で2年ぶりということになりました。

おおざる工房は陶芸家平田佳子さんの工房です。
彼女のおおらかさは独特で絵付けは自分だけでなくいろんな人に描いてもらうほうが面白いと言います。元々平田小猫・丹下幸江・坪井香保里さんは絵付けだけ参加するおおざる工房のメンバーです。

そんなおおらかさの中でプリズムの作家も遊ばせていただくことになりました。
プリズムからは石本真裕子・サノエミコ・はまだのりこ・水野加奈子・溝渕美穂・渡辺沙恵子さんが参加です。

2度目あるいはそれ以上の絵付けキャリアです。
それぞれの個性あふれる作品をお楽しみください。

和・スタイルー石川真海きものクリエイション

着物スタイリスト石川真海さんの個展です。
着物を愛しこれからの着物文化を自らの手で開拓している石川さんのすべてを紹介します。

少しずつ失われゆく着物文化、何がそうさせてしまったのか。
動きにくい。着慣れていないとますますそうなってしまう。だから着付けを教えて慣れていただく。
着物は高い。着てもらえなくなった着物がどれだけどこかのタンスに眠っていることか。そんな着物を手を尽くして掘り出し、多くの人に安価でお渡しする。
古臭い。同じ着方をしていたら古臭くもなります。洋服と合わせたり、斬新な組み合わせを提案したり、新鮮さをクリエイト。

展示だけではまだまだ着物は身近にはならない。と、ワークショップを企画しました。
*着物のたたみ方(500円)
着物を触ったこともないのならたたみ方だってわからない。
恥ずかしいことではありません。
たった10分。すぐ覚えられますよ。
*半襟ワークショップ(1000円)
半襟を美しくつける方法お教えします。
約1時間の講習です。
*スタイリング相談(無料)
お手持ちの着物をどんな時どういう組み合わせで着たらいいのかお教えします。
*着付け(3000円)
着物を着てみたい方。個展中だけ特別価格で着付けします。

ワークショップはすべて予約の上ご参加いただけます。
メールまたは電話でお受けいたします。ご連絡をいただいいた後、持ち物などお知らせいたします。
withsns.prism@gmail.com
052-953-1839

FashionCrossroad2021秋冬

年に2度春夏と秋冬の展覧会があります。今回は秋冬。
前回の春夏では会期がちょうど緊急事態宣言と重なってしまい少し悲しい思いをしましたが今回は逆に宣言解除と重なっています。皆さんに観ていただけたらいいなと思っています。

洋服、バッグ、アクセサリー、帽子、そして前回より和服も入りさらにファッションの面白さがランクアップしたように思います。。

この展覧会では14人の作家が参加していますが展示には同じ作家の組み合わせはしないようにコーディネートしています。そうすることによって広がる世界観を楽しんでいただくのが目的です。この展示はプリズムの1つの提案ですからみなさんが思う別のコーデもここで体験していただくのもいいかと思います。是非お声がけください。

作家在廊予定
10/16 (土)12:00~16:00         HUMMING BIRD DESIGN
17(日)12:00~14:00   よしだ律
14:00~16:00   シピ・momiji
21(木)15:00~17:00   蒼空
24(日)12:00~16:00   馬場陽子・ウサギ商店
25(月)15:00-17:00   pecora

サノエミコイラストレーション展ーカレミニョン

イラストレーターサノエミコさんは子供の造形教室の先生でもあります。
何かの端材の木片が教材としてあったのですが、子供たちには人気がないようでした。これを使って何かできないかと遊んでいたらいつの間にかそれが犬の顔に見えてきました。

小さな立体に着色してできあがったのは四角い犬でした。
角ばった犬は思いのほかキャラが立っていて面白く、グループ展に出品してみるとちょっと人気になりました。

初めは犬それから猫。
キャラクターデザインとして展開したら面白いなと、パンダも虎も豚も、せっかくだから海の生き物マンボウ、タコ、クジラ、もう野菜だって描いちゃえ。
立体から平面中心になりましたが、これは楽しい。

とうとう個展になってしまいました。

壁を飾る平面作品だけでなく、キャラクターグッズもたくさん作りました。
観て楽しく、使って楽しい作品がギャラリーにあふれています。

山内寿美展[inside]

昨年3月から地球レベルで大混乱を引き起こしたコロナ禍。
誰もが絶望に陥った瞬間でもありました。
プリズムも営業自粛を強いられ自分自身がどう生きて行っていいかわからなくもなりました。そんな時安達真由子さんが「世の中で必要としているマスクが足りないから作品を作るつもりだった布でマスクを作りました。ファッションデザイナーだからできたこのマスクをプリズムはギャラリーとして発信してください」と背中を押さたのです。その一言がきっかけで「win the virus展」をネット上だけで展開しました。それに賛同したお客様作家の皆さん、これはもうアートのコミューンでした。そんな作家の1人に山内寿美さんがいました。

彼女もコロナ禍に少し心が沈んでいた時、こんな時こその作品を作ることでだんだん元気を取り戻すことができたのです。

作家は作品を作ることでしか立ち直ることができない。
山内さんはもっとも健全な方法で自分を取り戻したのです。
もともとここ数年海洋汚染をテーマに作品を作り続けていたのでその考えにそってコロナ禍持捉えていきました。

以下彼女のテキストを載せますので、作品鑑賞の手掛かりとしていただければ嬉しいです。

[inside]   山内寿美展

コロナ禍の中、進化へ、美の妄想。

ここ数年、アクリルボックスの中に様々なミクストメディア(複数の制作技法を組み合わせる手法)を構成した[inside](ヒトの内側)シリーズを制作している。
当時、海洋プラスチック問題が浮上した頃、様々な対策がとりいれられたものの、人体に入り込む有害物質を完全に排除するのではなく、いっそ取り込んで進化したら・・・、それは醜悪でとても美しいだろう、という妄想からはじまった。
そして現在、未知のウィルスに人類は脅かされ続け、ついにはヒトの心も蝕んでいく。
はたして進化はただの妄想だったのか。
それでも作り続けなければ、どうにかなりそうな心情のなか、目に見えないものへの恐怖、畏怖、そして、同じく目に見えないものへの想いや祈り、そんなものがないまぜになった作品群を、まさに、このコロナ禍たっただ中、発表する。

Goki & Artists 2021 Autumnーゴキの2021秋の新作と夏物スペシャルプライス

毎年恒例のこの展覧会。
Gokiの秋の新作とまだまだ活躍の夏物とプリズム所蔵作品で秋を彩ります。

今年はレンガ色とテラコッタ。
夏からトレンドカラーとして注目されていますが、本来秋色として多用される色でもあります。

COVID-19の影響で全体に大人し目のデザインが多いように思いますが、その分細部に気を配った美しいカッティングが際立ちます。
これは着て初めて分かることですから、ぜひ試着をしてみてください。

壁面の絵も注目です。
プリズムセレクトの秋を観てください。