本日「トライアングルミュージアム」最終日です。(午後5時まで)
また1つプリズムに伝説ができたと思っています。
次回は5月26日(木)から「蛙はカエル2」です。
どんな蛙がプリズムにやってくるのかお楽しみに。
WHITE MATES bldg.1F 1-14-23Izumi Higashi-ku Nagoya Japan Phone052-953-1839
本日「トライアングルミュージアム」最終日です。(午後5時まで)
また1つプリズムに伝説ができたと思っています。
次回は5月26日(木)から「蛙はカエル2」です。
どんな蛙がプリズムにやってくるのかお楽しみに。
イラストレーターはまだのりこさん、普段グラフィックデザイナーの仕事もしています。むしろデザイナーのほうが比率が大きいかもしれません。
今回のイラストレーションではグラフィックデザイナーとしての資質も大いに発揮されています。3人がそれぞれどんな位置にあるのかを絵の中に盛り込んでいっていることでよくわかります。とにかくバランス感覚がすこぶるいい。
それでいてはまださんらしいデフォルメーションと登場人物のキャラクターは個性が突出しています。
3人がそれぞれにリスペクトを持って制作を進めてくださったことに感謝です。
「トライアングルミュージアム」を企画するにあたってお互いから刺激を受け合ってそれぞれの心に点ほどの新しい何かが生まれたらいいなと思いました。
個展でもグループ展でも制作を通して少しでも作家が前に進めたら嬉しい。
溝渕美穂さんはイラストレーターですが、平面の絵だけにとどまらずアクセサリーも手掛けています。彼女の絵の世界がそのままアクセサリーになっていると評判で、絵と同様たくさんのファンがいらっしゃいます。
そして絵もアクセサリーも発表するたびに何かそれまでと違ったものを見せてくれるのがファンとしても楽しみにしているところです。
今回もまた少し違うねと言われていました。
少し違うねの1つに色への取り組みがありました。先日も書きましたが、朱赤に合う別の赤にチャレンジしたこと。
言葉にすると素っ気ないけれど、これはなかなかのチャレンジです。
色を扱う人には感動されるのですが、「ふーん」と言われることもあるのです。
多くの人にわからない部分に切磋琢磨するから多くの人に感動を与えられるってことだけ書いておきます。
結局前に進む人はこの展覧会があろうがなかろうがちゃんと前を向いているって改めて思いました。あとの二人のことも当然気遣いながら進む技量に圧倒されました。
2022年5月26日(木)-6月12日(日)*月・火曜休廊
正午ー午後7時(日曜日は午後5時まで)
「トライアングルミュージアム」の成功はHUMMINGBIRDDESIGNさんの発想のすばらしさに尽きると思います。
はまださんの絵が好き。登場人物が着ている服は自分が作りたい服と方向性が同じ。自分が作るとしたらこうしようとああしようとアイデアをそれまでもスケッチに起こしていた。できた服に溝渕さんのブローチを付けてみたい。
そのエピソードがすべてだった。
イラストレーターとして参加したはまだのりこさんもブローチの作家として参加した溝渕美穂さんもその思いを全力でサポートした。
こんなに見事に展覧会という形に持って行けたことは並大抵のことではなかったことと想像します。
プリズムはHUMMINGBIRDDESIGN安達真由子さんにこのところずっと助けられてばかり。コロナが始まった頃、ファッションデザイナーとしてやるべきこては洋服を作ることではなく足りなくて多くの人が困っているマスクを作ることといち早く行動に移し、プリズムはそれを発信すべきと背中を押してくれたことは多くの人も知っていることです。
まだまだ無尽蔵な彼女のアイデアをこれからも見続けていけたら嬉しいです。
本日より「トライアングルミュージアム」最終週に入りました。
ファッションデザイナーのHUMMINGBIRDDESIGNさん、イラストレーターはまだのりこさん、ブローチ溝渕美穂さんがそれぞれの創造に触発されて新たな創造を作り出していくという試みは斬新な企画です。それだけに2度目は考えられません。
面白い展覧会ではありますが実験的だったから成立したのだと思っています。
ここで得られたものはは別の形で発展していくことと思います。だからこそこの展覧会は是非見ていただきたいのです。
今日を入れてあと5日間、是非お出かけください。
女子は可愛いが大好きなのだけど、可愛すぎるのも抵抗がある。
知性と可愛いを両立させたいと思うのが大人女子。
大人女子の願いを叶えてくれそうなブローチを溝渕美穂さんは作ってくれる。
色も形も、そこらへんによくあるよねは1つもない。
色だって重ねて重ねてやっとできた色。
あまりに手をかけたので本人でさえ2度と出せないとか。
形だって適当そうに見える美しいを追求しつくしてのものだ。
一見、適当そうに見えるというところが大事。
頑張ったのねということがわかってしまったら、だいなし。
気が付けば奥深い味わいに気持ちよく浸かっている。
それが大人女子のかわいいなのだ。
いつもなら初夏の陽気になるのに、5月とは思えない小寒い日々が続きました。
それでも季節は夏に向かっています。
この季節はファッションも日々変化が激しい。
この展覧会では服も会期後のお渡しの予定でした。モノによってはすぐに着ていただかないと季節が進みすぎてしまうので、そうもできずにお渡ししています。
服がちょっと少なくなってきたのでHUMMINGBIRDDESIGNさん数点追加作品を制作してくださいました。
こちらはスカートは当初から展示していましたが、トップスは先日追加してくださいました。前身ごろがカット素材、後ろ身頃は布帛です。セットアップも可能な作品です。
はまださんの絵が先か?HUMMINGBIRDDESIGNさんの服が先か?
わかった方素晴らしい!
正解ははまださんの絵でした。
この絵は昨年の「小さな絵の展覧会」に出品された絵です。
朱赤のパンツと白のノースリーブチュニック。
HUMMINGBIRDDESIGNさんが服にすると、こうなるのでした。
全く同じでもなく同じ。
それは作家の個性です。
個性を見つけるのもこの展覧会の楽しみ方の1つです。
それぞれの作品をどう関連付けていくか、三人三様の創造があります。
はまだのりこさんの場合、HMMINGBIRDDESIGNさんの服を登場人物に着せることもしましたが、この絵のように服の柄をバックにするという奥深い表現もしています。
この展覧会いろんなものがいろんなところに隠れていて探すのが楽しすぎます。
もう1つ楽しいことに、HUMMINGBIRDDESIGNさんの水玉のジャケット、実はリバーシブルなんです。両面着ることができるというおいしいデザインだということなんです。また書いてしまうかもしれません。