
倉中玲さん本人が一番気に入っている作品「悪夢」
この絵に言葉は要らないだろうと言う。
何の屈託もない蛍光ピンクとエメラルドグリーンの色の上にのしかかるのか広がるのか黒い靄。これ以上不穏なことはない。
できればこんな「悪夢」に遭遇したくはないと思うのが人情。
だけど生きていれば大なり小なり遭遇してしまうのが「悪夢」
だとするならこれに立ち向かえる強靭な心が欲しい。
笑って過ごせるならそれに越したことはない、だろうか。
そんな雑把な心でいるのも豪胆を通り越しているような気もする。
それは無神経というものだ。
生ききるとは「強靭」と言うことなのかと思う。
