女性はおしなべていくつになっても「かわいい」が好きだ。
そのこと自体はとても素敵なことだと思う。
ただ問題なのは「かわいい=若い」と取り違いがちだということ。
若いというのは美しく輝く部分もあるけれど、経験が浅くたりないことがいっぱいだということでもある。成長すべく努力している若者の姿は最高に美しくはある。そこはある程度歳を重ねた人が追い求めるのは不可能だと思う。
では取り違えてしまった人にならないようにするにはどうしたらいいのか。大人だってかわいいが大好きなのに。
大人のかわいいには知性が必要だ。
パステルカラーもフリルもリボンも、確かにかわいい。でもてんこ盛りにした大人はただ醜悪。「痛い人」になってしまう。
どうしたらいい?
バランス。自分を客観的に見てとるバランス。
とはいえ、これはなかなかむつかしい。
絶妙なバランスでてんこ盛りをも素敵にしてしまう人はもう天才だ。
Gokiはそんな天才じゃなくても大人可愛いを実現してくれる。
水玉は「かわいい」の代表格だ。
黒とカーキの水玉デニムでジャンバースカートにした。中のカットソーは黒、上質な薄手のウールのパーカー。ジャンバースカートは水玉を黒無地との切り替えでシャープな線を作った。もともと辛口の色なのにさらに辛口に仕上げてある。黒ではあるけどパーカーで襟元はかわいい。
大人可愛いができました。
あ、これ若い方にも絶対かわいい。