あれからー百瀬博絵画展

80号の大きな絵です。この個展では一番大きな絵。
「この絵が描けたのがこの個展で良かったこと」と百瀬博さんは言いました。

3人の天使の顔が全部違ってどれも描けた満足感があったそうです。
この感覚はきっと本人でなければわからないことなのかもしれません。

百瀬さんの言葉が今は私の中でうまく理解できていないなと思っています。もう十分理解できている方もいらっしゃるのだろうけれど。だから私はこの言葉だけを忘れずにいられたらいつかわるかもしれないとも思っています。

今日紹介している絵にも関係がありますが、天使が着ている衣装、これはみち代さんが古布の洋服の作家をしているときに制作したものの中で今もご自宅に残っているものや写真に残っているものを参考にしています。個展の絵を描き始めたころに「今度の天使にはみち代さんの作った服を着せたいと思っている」とおっしゃいました。
もともとみち代さんがプリズムの作家だったこともあり、古布の丈夫な所を小さく切って繋げてポイントにしていたことも懐かしい。天使の衣装の裾はそんな工夫ポイントだったんです。

やっぱりみち代さんと一緒に絵を描いたという実感がこの絵にもたくさんあるのだろうな。緑や赤の服はなかったけれど、これはやっぱりみち代さんデザインの洋服です。

博さんにしかわからないこの絵の満足感があってもいいなとも思うのです。

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