ライブレポートー辻將成展

先日のライブのご報告です。

91×180㎝の黒い板の上でパフォーマンスは行われました。
黒い板はあらかじめいくつものピースに分けてあったものを会場で1枚の長方形(91×180㎝)に組み直し設営しました。

この上に絵具を乗せブレイクダンスをする様子は先日投稿したので割愛しますが、出来上がりは真ん中の写真です。

その作品を元の小さなんピースでも観ていただきました。
小さなピースからダイナミックな全体の動きを見るのはなかなかむつかしい。しかし、ピースに分けたからこそ見える瞬間がそこにはあった。それはそれで小さい面積の中に見えるダイナミックな画面は魅力的だった。

出来上がった作品をピースに分けて観ていただくライブは辻將成さんにとっても初めての試みだったそうです。

瞬間がより鮮明になったことを初めとしていくつもの発見もあった。
大きなキャンバス上での作品は辻さんの心情としても切り分けることができない。必然的に作品が大きすぎて販売の対象にはならなかったけれど、ピースにあらかじめ分けてあるのはばらばらにしていいので販売できる。ライブ参加のみなさんにその場で何点もお買い上げいただくことができました。瞬間が残る作品には多くの方々が共鳴してくださったということだと思いました。

ライブにはたくさんの人が集まってくださいました。4月28日のライブ2回ももう満席になってしまいました。これから予約しようと思っていらっしゃった方々には申し訳ありませんが次回のライブもただ今企画中なのでそちらにお出かけいただければ嬉しいです。

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