永遠の花ー近藤美和個展

修道女が自分の信仰を深めるために持つ絵を信心画というのだそうです。これはその形を模した作品です。キリスト教的モチーフではありますが、日本でもお厨子があったように信仰の拠り所として自然に生まれたものなのかもしれません。

この個展では「自灯明」というタイトルの絵はありませんでしたが、前回もその前もそれをテーマにした作品がありました。これは釈迦が説いた言葉で「自分を信じて生きる」ということです。自分を信じるとは自分は信じる道をちゃんと生きているのか厳しい目で自分を見つめることでもあります。修道女が信仰の拠り所を持つというのはとても近いものを感じます。

幼少期にドイツで過ごした近藤美和さんにとってはキリスト教的モチーフのほうがしっくりいくのかもしれません。決してキリスト教を信仰しているのではないですが、各宗教を越えた普遍的な信仰については深い思いがあるのです。

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