恵まれているにこしたことはないけれどーGoki & Artists 2022 Auumn

背丈に恵まれた方にはとてもおすすめな1点です。
こういうデザインは恵まれた方は是非少々の冒険はしていただきたいと、恵まれていない私などは思います。

とはいえ、以前ファッションが大好きなお客様がいらっしゃって、まあどちらかと言えば恵まれていない方でした。でも彼女は好きなデザインはどんな服でも必ず着こなすとおっしゃっていました。事実、「それはさすがに難しいのでは?」というデザインでもかっこよく着こなしていました。それもヒールの靴などの力を借りずに自分のサイズをありのままに見せる着方にはいつも敬服していました。

確かに恵まれた体形の方は着方の工夫はそれほどしなくてもいい。素直にその服に身を任せるだけでデザイナーの思い通りのビジュアルになるのだとは思います。それならそれを最大限に生かしてほしい。

服を着るということはクリエイティブなことだと思います。
私は渡辺直美さんのファッションが大好きです。だれもがあの体形になりたいと思うわけではないのですが、実にチャーミングにファッションを楽しんでいます。彼女は見ていただくことがお仕事ですからお金もたくさん使っていることでしょうが、それだけではないはず。自分自身のチャームポイントをちゃんと見せる努力を怠らない。

好きな服があるのなら簡単にあきらめてはいけません。ファッションはたのしいのだから。

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