今ファッションに求めるものーmetamorphoses

今日私のSNSにはいくつかのファッション誌やメーカーの広告が流れてきました。毎日たくさんのコマーシャルが流れてきますがいつもと違う、このところのいつもと違う印象。

なぜかそれらはメンズのものでした。それ見た!と思う方も大勢いらっしゃることと思いますが、赤っぽい茶系のチェックのスーツ、上はちょっとビッグシルエットのテーラード。下はロングのスカートに見えましたがワイドパンツだったかもしれません。ある雑誌の記事についての広告でした。メンズでスカートあるいはそれに準ずるシルエット。攻めてる。

ここ2,3年巣ごもり生活を余儀なくされてきたのでファッションなんて部屋着でいいという風潮にうんざりしていた時だったのでこれは朝から気持ちがピリッとしました。

・・・でいいんじゃない、という消極的な気持ちはほかのすべてにも波及します。ファッションは自分を奮い立たせる何かがある。イケイケの時代ならなんとなく周りにのせられて元気な服をチョイスするだろう。でも本当は今のように気持ちが沈みがちな時こそ自分を奮い立たせるべく自分らしいファッションで生きていきたい。

スカートのようなボトムスを発表したのはどのファッションデザイナーだったか確認しませんでしたが、ファッションはそうでなくてはと嬉しくなりました。きっと多くの人々の気持ちのどこかにそういう攻めの気持ちを取り戻したいという願望があり、そのデザイナーが敏感に嗅ぎ取って形にしたのだと思います。

実はもう1つやっぱりメンズのファッション広告に目が行きました。こちらはもう少しおとなしいビジュアルでした。昔のアイヴィーのようなテイストでしたが上品なカジュアルが素敵でした。

この春少しだけ攻めてみませんか。きっと心はいっぱい元気になります。

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