続けてきたよーサノエミコイラストレーション展

サノエミコさんとプリズムはもう30年も前からのお付き合いです。
当時彼女はデザイン学校の学生さんでした。

イラストレーション制作会社に就職し結婚し、その後初めての個展をプリズムで開いてくれました。

それからはイラストレーターをしながらの子育て。

子育てもひと段落して2度目の個展を決意。
2020年秋に個展の予定でいたのに、コロナで延期。
いつ終わるともわからない状況の中昨年暮れに、2021年秋には収まっているかあるいはもうみんなが慣れっこになっているかなのではないかとの予想して、1年遅れの個展を決めたのです。この決断は相当な勇気あってのことだと思います。

1年延期した分できることを考えようとプリズムと話し合ってキャラクターを増やすということを決めました。「犬」から始まって「猫」まではあったけれど。その2種でも「犬」キャラを何匹も作「猫」キャラを何匹も作るは前々からあった案だったので、他の動物も作ろうということにしたのです。

最終的に動物は31種野菜や果物も20種ほど作りました。
キッチン用品、昆虫、恐竜も作り始めています。
結果オーライ。世界がドーンと広がりました。

1年延期でこんなにたくさんのキャラクターができたのは簡単ではなかったと思いますが、楽しかったとも言います。こんなことができたのは30年間サノさんはサノさんのペースで仕事をしてきたからだと思います。
もっともっと仕事をしたかった時もあったでしょうが、子育てをしながらのペースはこのくらいという彼女なりのルールがあったのでしょう。
だからコロナ禍で延期になったらその分ちゃんとプラスしました。そんな時無理なことはしないで種類を増やして次の年に備える。なかなかできないことです。

高校生のお嬢さんと並ぶとどう見ても姉妹なんだけど、案外肝っ玉母さんなんだな、サノさんは。

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