灘本唯人ー横尾忠則の時代

横尾忠則さんは兵庫県西脇市のご出身です。
高校卒業後神戸新聞のデザイン部で働くのですが、そこに推薦したのが灘本唯人さんなんだそうです。

グラフィックデザインの黎明期だった。
「横尾ちゃん、東京に行かなくちゃだめだね。行こうか。」と灘本先生がおっしゃったかどうかは知りませんが二人は東京を目指すことになるのです。

関西から日本のグラフィックデザインを見つめて上京し、以後お二人ともトップを走り続けたのでした。

灘本先生は亡くなられて間もなく5年になります。
横尾さんより少し年上できっと上京後も何くれとなく気を使われたのではないでしょうか。灘本先生とはそういうお方でした。

横尾さんの視点がグローバルなら、灘本先生は昭和の人情みたいなものをよく見ていらっしゃったように思います。

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