「平田佳子博覧展2」は明日最終日です。
あとの仲間4人を一挙紹介です。
象形文字は書家でもある平田小猫さん。
おじさんキャラがユニークなこじましほさん。
元気な絵柄の丹下幸江さん。
図柄の中に思いもよらぬアイデアを潜ませるのはさすがグラフィックデザイナーの渡辺沙恵子さん。
もっと丁寧に紹介したかったのですが作家の皆さん申し訳ありませんでした。
そして仲間の皆さんありがとうございました。
WHITE MATES bldg.1F 1-14-23Izumi Higashi-ku Nagoya Japan Phone052-953-1839
「平田佳子博覧展2」は明日最終日です。
あとの仲間4人を一挙紹介です。
象形文字は書家でもある平田小猫さん。
おじさんキャラがユニークなこじましほさん。
元気な絵柄の丹下幸江さん。
図柄の中に思いもよらぬアイデアを潜ませるのはさすがグラフィックデザイナーの渡辺沙恵子さん。
もっと丁寧に紹介したかったのですが作家の皆さん申し訳ありませんでした。
そして仲間の皆さんありがとうございました。
シピのアクセサリーは陶ビーズが必ずパーツとして入っています。それは平田佳子さんが陶芸家だからです。「陶芸」という部分はどんな制作でも譲れない部分でそれ無くしてモノを作るのは平田佳子の根幹から外れるという思いからです。
「陶」も制作過程を聞くと気が遠くなりそうな丁寧な仕事をしています。
「この陶ビーズは機械でしょ。手で作っているなんて違うんじゃないの?」とどう説明しても納得してくださらないお客様がごくまれにいますが、そんな時私は作家の丁寧な仕事を冒涜する作品の味方にすごく腹が立ちます。
お客様が納得なさらないことの理由に「値段」があります。そんなに手がかかっている作品がこんなに安いわけがないというのです。
手仕事を自給換算して値段を付けたら売るのが難しくなります。せっかく作ったのだから皆さんの手元に届かなければ意味がないと考える平田さんの思いが値段に反映しているのです。これに関しては平田さんのみならず多くの作家さんがおっしゃることでもあります。ギャラリーとしてはなるべく世の中の時給に近づいていけるようお客様に納得していただけるよう働きかけるよう努力するのみです。
その他の素材も自分がいいと思ったものを使い丁寧に仕立てることを平田さんは大事にしています。
シピのアクセサリーを見た手仕事に手慣れたお客様が
「もし自分がこの制作手法を知っていたとしてもこの値段でこの素材で作れと言ったら作りたくないと思うくらい手がかかっているのがわかる。だからこれを買うわ。」デザインはもちろん、この心意気をも買ってくださったのだと理解しています。けだし名言。
陶ビーズだけでなく、シルクリボンは厳選されたデッドストック素材と聞いています。
おおざる工房平田佳子さんは猫が大好き。
そういうわけで7割ほどが猫モチーフの作品です。
おおざる工房のメンバーにも「猫」のオファーが多めです。
左が溝渕美穂さん右が坪井香保里さん。
同じ猫でもこんなに違います。
作家の個性もお楽しみください。
大胆にもシピの洋服には平田佳子さんが生み出したキャラクターたちが描かれていたりフェルトの半立体が付いていたりする。
もう一度書くがなかなか大胆。
それを魅力と思うか「過ぎる」と思うか。それは受け取る側の問題。
「好き」なら着てみようよ。
私の今回1点手に入れました。少々消極的なチョイスをしたことは否めない。(ちょっと情けない)次はもう少し自分も大胆になってみたいと思っている。
【お知らせ】
会期中平田さんが在廊するのはあと18,19日です。
その日は名古屋まつりでもあり、プリズム周辺では一部交通規制があります。お車でいらっしゃる方は規制の区域をチェックの上お出かけください。
おおざる工房の仲間の1人サノエミコさんが絵付けした器です。
キャラクターデザイナーサノエミコさんのキャラクターは四角い動物や植物たち。今回は動物ばかりです。四角い猫・四角いタコ・四角いペンギン・・・。
写真はお皿ばかりですが、カップもあります。いろんなアイテムに会場で合ってください。
この展覧会は作品を即売にしています。数は十分平田佳子さんがご用意くださっていますので会期中に無くなってしまうことはないと思います。ただどれも1点物なので欲しい作品が見られないということは考えられます。特に欲しいと思っていたのに会期末まで来場できないとか、遠方のため行けないという方のために本日より通販をいたします。
通販と言っても大変アナログな方法で下記にあるアドレスまたは電話(営業時間のみ)にてご希望の作品を伝えるということです。ネットでの情報だけではわかりにくいサイズや別方向の写真なども可能な限りお伝えいたします。是非ご利用ください。
withsns.prism@gmail.com 052-953-1839
平田佳子さんは陶芸家です。
だけど、いろんなことがやりたいやってみたい人でもあります。
陶器の器だけ作ってよそ見をしないなんて考えられません。
作りたいものを作る。これが平田佳子のポリシー。
陶芸だってその道の王道をただまっすぐ歩むタイプではなかったように。
ファッション雑貨は楽しい。
フェルトの小物を作る。陶芸の絵付けで描いていたキャラクターを立体で作る。
そのキャラクターを服に反映させたり、アクセサリーに仕立てたり。
お客さんはとても喜んでくれた。平田さんはお客さんが喜んでくれることが大好き。だからもっともっと喜んでほしくて雑貨を作る。
ある日気が付いた。
雑貨作りは楽しいけれど自分の本分は陶芸。陶芸の制作は大事にしなければならない。だから雑貨にも必ず陶器のパーツを入れる。どんなに売れても陶芸では稼いでも雑貨では利益をあまり出さないように価格設定をする。
平田さんの雑貨は安いと思っているファンは多いのですが、これが雑貨に対する平田ポリシーなのです。
平田さんの雑貨は平田佳子さんと平田小猫さんと言う姉妹のユニットです。
「シピ」というブランドネームで活動しています。制作はほぼ小猫さんが担っています。企画は佳子さんのほうがやや多いみたいです。いずれにしても猫好き姉妹のユニットは猫色多めではあります。
まあ佳子さんの「作りたい!」に小猫さんがバックアップって感じかな。
今までにも何度か平田佳子さんのことは紹介してきましたが改めての紹介です。
平田さんは陶芸家です。ちゃんと陶芸家としての修行もしてきました。
そもそも陶芸家の多くは土を捏ねて器なら器の形を作り絵付けをしたり釉薬をかけたり様々な方法で作家の個性を生み出していきます。
過去の作品も見せていただきましたが、陶芸家として歩み始めた当時はそのスタイルで制作をしていました。
しかしながら何か物足りない。自分の絵付けは何かそんなにいいと思えない。自分の好きな絵を描く人々の絵を自分の器に描いてもらった方がいい作品になるのではないかと思い始めたのです。
何人かの絵を描く人たちに絵付けしてもらうと、やっぱりいい。
こんなスタイルがあったっていいと確信が持てるようになったのです。
そんな中でいいかどうかはわからないけどそれまでとは少し違う自分の好きな絵を絵付けしてみました。やっぱり好きな作家の絵付けのほうがいいなと思うのに「平田さんの絵付け好きだよ」と言ってくださる方が出てきたのです。自分の思いとお客さんの反応は違う。それもありなんだなと、平田佳子と平田佳子が好きな作家に絵付けしてもらうスタイルの制作を「おおざる工房」と名付けました。
陶器は平田さんが全て作ります。
「おおざる工房」のメンバーはその時々で変わっていきます。今回は8人です。
今日紹介した作品はすべて平田さんが絵付けしたものです。
陶芸家になったばかりの頃の絵付けもう少し固い印象です。それはそれで私は好きですが、今現在の平田佳子はそこにはいないみたいです。
「平田佳子博覧展」2回目です。
平田佳子さんは陶芸家です。一般的な陶芸家は陶器の形を作ることと絵付けは1人で全部やります。平田さんも最初はそうだったのですが、絵付けを自分が好きな絵を描く人に描いてもらうほうがもっと良くなるとおもうようになり、それなら描いてもらうとなったのです。今しほ乃回は丹下幸江・坪井香保里・溝渕美穂・サノエミコ・渡辺沙恵子・こじましほ・平田小猫の7人に描いていただきました。それと実は平田さんの絵付けにもたくさんのファンがいらっしゃるので平田さんも描いています。そういうユニットを「おおざる工房」と言います。絵付けはその時々で変わっていきますが今回は平田さんを入れて8人です。
さて平田佳子さん、どんどんやりたいが増えてきていていつしかファッション雑貨も作ります。それには「シピ」というユニット名を付けています。こちらは平田佳子・平田小猫がメンバーです。アクセサリーも洋服もバッグもあります。
平田佳子って結局ナニモノ?
この個展を見れば少しはわかります。
もっとわかりたい人は10月11日(土)午後3時からアーティストトーク(予約不要・入場無料)があります。是非お出かけください。
平田佳子在廊日
10月9,11、18,19日(終日在廊)
10月12日(12:30-14:00)
*天候・体調により変更することがあります。
「鈴木喜家スケッチ展ー中国紀行」本日最終日です。(午後5時まで)
この展覧会中にちょっとお願いをしてみました。内容は今は秘密ですがきっと素敵な何かをし使見せてくださることと思います。その日を楽しみにしていてください。
次回は10月9日(木)-19日(日)「平田佳子博覧展2」です。
平田さんの手から生み出されたおほおでうふふな楽しい雑貨の数々をみせてくださいます。
10月11日(土)午後3時からアーティストトーク(入場無料・予約不要)も開催します。是非お出かけください。