髙木伸彦 かけるやきものⅡー最終日

本日(4月12日)「髙木伸彦かけるやきものⅡ」は最終日です。(午後5時まで)
もう散り終わった桜は今日までプリズムでは舞っています。
来年も個展を開催予定です。夏になるか秋になるのか現在調整中です。

次回は「もう一度観てほしい、この1点。」を4月16日(木)から開催いたします。プリズムで個展を開催した26人の「この1点」への思いをもう一度観てください。

好きは大事ー高木伸彦かけるやきものⅡ

現在68歳の髙木伸彦さんは陶作家としてまだまだ駆け出しでもあります。
60歳で定年を迎えそこから本格的に勉強すべく瀬戸窯業高校の専攻科に行き見ていただくのに自分なりの合格点が出るまで腕を上げそこからの個展でした。

昨年初個展を開き今回はそれから1年3か月の2回目。
同じギャラリーで個展を開くには少し短い期間しかありませんでしたが、20代で始めた作家とは違い少し急ぎ足での開催はやむを得ないことです。

そうは言えこのお歳のほとんどの方がそんな無謀なことやろうとは思わないのではないでしょうか。定年後に学校に行くと言えば、よくそんな気になるなと返されたそうです。

還暦を過ぎてから次のステージに作陶を趣味ではなく作家として目指したいと考えた髙木さんの心がすでにアーティスティックだなと感動しました。
そして何より学校に入るまでの40年以上展覧会を膨大に見続けてきた髙木さんの作るものに興味津々。

想いと手のギャップもきっと面白い作品になるのだろうとの期待を裏切らない展覧会になっています。

3回目もすでに視野に入れているそうです。

形ー高木伸彦かけるやきものⅡ

桜の花びら1つとっても、角度を違えてみれば違った形が見えてくる。
モチーフは桜の花びらだからこそその見え方の違いを作品化するにあたり研究し尽くす。

自然が全てを教えてくれると工芸の作家もアーティストも時々語るのを耳にすることがある。

高木伸彦さんも自然観察をよくしていると言います。
だからこそ知る形の変化。

目で見たものを作品に落とし込んでいく醍醐味は作家のみが知る。

 

花吹雪ー高木伸彦かけるやきものⅡ

花筏・花吹雪のために制作したお皿(花びら)は約300枚。

全てたたら成形(粘土を板状にして型紙で形を切り出し、縁を持ち上げて皿にする)しています。型物にしなかったのは1つ1つ表情を変えるため。

手間暇をかけることでしか出せない表情も見てください。

花筏ー高木伸彦かけるやきものⅡ

今日あたり桜はほとんど葉桜になっていますが、会場には花筏を思うような展示がしてあります。

名古屋の銘菓「二人静」を載せてみました。

こんな優雅花見茶会やってみたいな。

全部お皿ですー高木伸彦かけるやきものⅡ

連日壁面展示の意図の説明を投稿してきましたが、展示してあるのは全てお皿です。お皿として使用していただくために髙木伸彦さんが制作しました。

季節柄・展示意図も含めてお花見的な使用例になりましたが、作品に料理やお菓子を盛りつけてみました。
髙木さんのお皿で美味しいもの食べてください。使用例写真募集しようかな。

今朝はまだ桜の花も満開は過ぎたもののまだまだ楽しめそうです。
今日は穏やかな晴天だし、お花見行きたいですね。
桜の花びらを模したお皿に花見弁当を取り分けるなんて粋です。
今日ならまだ間に合うなぁ、なんて未練がましく空を見上げ・・・。
はぁ・・・。

メタモルフォーゼー高木伸彦かけるやきものⅡ

この展覧会では1回目から2回目という時間の流れの中で「形」「作家本人」「時間」などメタモルフォーゼは色々見えてきます。

会場のメインは桜の舞い散る様子でまさに今現在なのですが正面の壁の反対側にあるのが濃いピンクのハートです。ちょうど半年ほど前11月ごろは山茶花の季節。これは山茶花の花びらが舞い散る様子を表しました。実際の山茶花の花びらはもう少しハートを長くした形なのだそうですが、リアリティよりお皿としてのバランスを考えてこの形にしました。

自然も時間の流れの中で同じ様子を見せ続けてはいません。季節は一気にではなくいつの間にか変わっていきます。それでも半年前とは全然違うということを展示してみました。

千鳥から始まったー高木伸彦かけるやきものⅡ

1年3か月前の髙木伸彦さんの初個展は「千鳥」のお皿を会場の壁にたくさん飛んでいた。そこが髙木さんの陶作家としての原点でもある。

千鳥が花びらに見えた。千鳥は花びらに変わるんだ。

そこから2回目の個展は始まる。
1回目があったから2回目がある。

時間は流れるもの。流れる時間の中で67歳の髙木伸彦自身もまだまだメタモルフォーゼする。

*蛇足ではありますが、今回の「千鳥」はまた新たに手掛けたもので前回展示した作品ではありません。

会場構成も見てくださいー高木伸彦かける器Ⅱ

時間は移ろう。
自然の時間も時々刻々。髙木伸彦さん自身も日々変わっていく。

今現在は春爛漫桜が咲き誇る季節の真っただ中。
そんな季節を髙木さんはやきもので表した。
でもそれは一瞬のことだと思うからこそ、こんな演出を会場で試みた。

種明かしは明日からゆっくりと。

髙木伸彦/かけるやきものⅡ

陶作家髙木伸彦さんの2回目の個展です。
陶芸家・陶磁器デザイナーどちらもご自分も違和感があるということであえて「陶作家」という言葉でご自分を紹介していらっしゃいます。
やきもので何を作り表現するのかを追求する姿勢と捉えました。

前回から1年3か月の時間をおいて「千鳥皿」から個展の時期の季節を鑑みて今回は「桜」です。
少し早めだった今年の桜。すでに満開を過ぎていますが、プリズムの中は12日まで桜吹雪です。やきものの桜が皆さんをお迎えしますので是非お出かけください。

4月5日(日)午後1時30分からギャラリー内でアーティストトークも予定しています。(予約不要・入場無料)こちらもどうぞお出でください。

TAKAGI Nobuhiko CLAYWORKS
花埋み 髙木伸彦/かけるやきものⅡ
2026年4月2日(木)-12日(日)*7日(火)休廊
正午ー午後7時(最終日は午後5時まで)

作家在廊予定
金土日曜日終日
4月2日(木)  正午-午後2時