
この個展に2年半の時間を費やした山内寿美さん。
メインになる内臓を思わせるものだけで18000個、周りに飛び散ったようにおかれているものやスタートの服など合わせると35000個にもになったそうです。
そのビーズは全部本人の手で縫い込まれています。ベースの服やシーツを染め上げるのも全部手作業。気が遠くなりそうな圧倒的な作業量は見るものたちへの説得力になる。
それなのに本人は「まだまだ付け足りない」とまで言います。
思いのすべてがまだ全部出し切れてないという感覚だと言うのです。
この個展への達成感はあるが、まだまだ縫い足りていないなというのが今の気持ち。
いくつ縫い付けようとかいくつ縫わなければと思ったらこの作品の制作から逸脱する。数えたの個展中きっと聞かれるだろうからなだけ。そんなふうに山内さんは話してくれました。
遠い未来に地球上の生き物たちが「進化」していってほしいという願いはまだしばらく制作の核になりそうだ。見守っていきたい。









