猫又ー水野加奈子・妖怪日本画展

水野加奈子さんは無類の猫好きさん。
猫の妖怪「猫又」を描かないわけはない。

人に変われている猫が年老いて「猫又」に尻尾が二股に分かれて化けるといわれています。妖怪になれば永遠の命を得るのであれば、猫を愛する人々は「猫又」のなって生き続けることを願うのはよくわかります。

せっかくの「猫又」ですから「猫じゃ猫じゃ」と踊って歌って大騒ぎ。

めでたい「鍵猫」も「鍵猫猫又」でいますよ。
こういう小ネタ仕込みは加奈子さんの遊び心。この個展にはいろいろなところに小ネタをちりばめています。それも探してみくださいね。

 

閃迅示晦隨せんじんがしめすくらまのまに(烏天狗)ー水野加奈子展

DMに使われた作品です。
作品のタイトルは「閃迅示晦隨(烏天狗)」暗いところに瞬時に切先を指し示すというような意味かと思われます。

天狗のルーツは烏天狗だということも言われているそうで、鼻が尖っているのは烏の嘴からのビジュアル化ではないかというところかららしい。
中国では烏天狗は雷神だとも言われているそう。

水野加奈子さんは妖怪のルーツを調べるのが面白くて深く深く追求しています。知ったからには絵に落とし込みたい。
加奈子さんが大好きな蛙も「烏天狗」のお供なのか化身なのか絵の中に忍ばせています。

かくして水野加奈子さんが思う「烏天狗」は完成しました。

モデルは名古屋山三郎さん。もう7,8年前から加奈子さんは彼に絵のモデルになっていただいていますが、今回も2点の作品を山三郎さんで描いています。

山三郎さんがモデルの「烏天狗」はそれはもうとんでもなくかっこいいのです。
エンタメ性高き1点をとくとご覧あれ。

百鬼paradeー水野加奈子・妖怪日本画展

妖(あやかし)のものが大好きな日本画家水野加奈子さんが思いっきり大好きなものを描き上げた個展です。

百鬼とは古より鬼や妖怪が深夜徘徊すると言われていました。怖いもの見たさの心でしょうか。

見たこともない妖怪を想像するのは怖いけど楽しいことでもあります。今にも伝わる百鬼を描いた絵「百鬼夜行」は数多く、平安時代には描かれていたとの説もあります。実は水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」もその流れなのだそうです。先日の日曜美術館では「喜太郎」のギャラが入ると絵巻を買いそろえたと紹介されていました。

以前の個展でも百鬼夜行をベースに加奈子さんは作品を描きましたがその流れは今回も続いています。

百鬼の中には妖怪に見立てて大好きな蛙と猫も描きました。
優れた日本画の技術を持って描いた妖怪たちを是非ご覧ください。

10月31日(土)午後2時よりギャラリースペースプリズムにてアーティストトークも開催します。(入場無料・予約不要)妖怪への想いなどをお話ししていただく予定です。

水野加奈子在廊スケジュール
10/29(木)   15:00-19:00
30(金)   17:00-18:00
10/31(土)11/1(日)5(木)6(金)7(土)   12:00-19:00
11/  8(日)   12:00-17:00
*11/1(月)4(水)は在廊できません。

Goki & Artists 2026 Autumn-最終日

「Goki &Artists 2026 Autumn」本日(10月25日)最終日です。*午後5時まで

次回のプリズムは10月29日(木)-11月8日(日)「百鬼parade 水野加奈子・妖怪日本画展」です。31日(土)午後2時からアーティストトークも開催します。是非お出かけください。*火曜休廊

X’MAS ARTIST SHOP 2026

X’MAS ARTIST SHOP 2026
2026年11月28日(土)-12月25日(金)*火曜休廊
正午―午後7時(日曜日は午後5時まで)

ウォームカラーーGoki & Artists 2026 Autumn

秋冬、特に冬はウォームカラーが欲しくなります。
暖かい赤が入るだけで周りの人もどれだけほっとすることか。

この数年赤のコートやブルゾンを探し回りました。「赤」と一言で表しはしますが私が求めていたのはかなりピンポイントだったようで結局気に入った「赤」の出会うことはありませんでした。そうこうしているうちに手持ちの防寒着がくたびれ切ってしまい妥協の上別の色のモノを手に入れました。

周りの人どうこうではなく寒さが苦手な自分の心を元気にさせるために赤の防寒着を探したのです。少し前には私の好きな「赤」を見かけることはよくあったのですがここ数年は「黒」が主流だそうです。

ここにある赤いコートは先日も書いたようにこの季節に着るものなので私が探していたような存在ではありませんが、こうやって写真にして客観的に観てみると確かに冬の街中が黒や茶ばかりだったら街は重苦しく気持ちもどんよりするかもしれません。赤いコートの方が一人いたらふっと暖かい空気が湧いてくるんじゃないかなと想像します。

昨年一昨年と赤い防寒着を買い損ねた私はそれでも、妥協して手に入れた防寒着を気持ちよく着るために今度は絶対妥協せずにきれいな色のマフラーか帽子か手袋を手に入れようかと企んでいます。

絵の話ーGoki & Artists 2026 Autumn

絵の話を今回はほとんどしないで今日まで来てしまいましたが、この展覧会ではプリズムの所蔵作品も観ていただきたいと思っています。

絵とGokiの服を一緒に観ていただくこの企画はもう15年ほど続いているでしょうか。みなさん服に目がいきがちですが10年ほど前にこの写真の正面の絵を描いた菅沼鉄王さんが「しゃれた街の中を歩いているようでいいね」と言ってくださったことがありました。

生活の中で絵が生きるってそういうことじゃないかと思うのです。
ここで空間に馴染むということはそれぞれのウチの中に持って行ってもきっとその場にうまく溶け込んでいい空気を醸してくれるということなんじゃないでしょうか。

プリズムの創立当初は今以上に絵のある暮らしは身近ではありませんでした。
当時のこと思うと随分普段の生活の中で絵を楽しんでいる方々は増えているという実感があります。それでも、もっともっと絵との暮らしを楽しんでいって欲しいと思います。絵はそれほど高価なものではありません。プリズムではGokiの服と絵は近い価格帯なんです。

ファッションもアートも暮らしを楽しく豊かにしてくれるものだと信じています。

赤いコートーGoki & Artists 2026 Autumn

こういうきちんと系のコートやジャケットが昨今とんと売れなくなっているそうです。どこでもカジュアルでOKという風潮がこういう服の出番を減らしているんだと思います。

Gokiの加藤裕之さんはこういう服のパターンを引かせると本当に天才的に美しい服を作る方でした。だから彼が残したデザインをたくさん世に出すことは叶わないことでもあります。

プリズムのGokiファンの皆さんは彼の美しい服をよく知ってくださっているのでそれに対する要望は絶えません。

今回もジャケットが出たら教えてねと言う方が何人もいらっしゃってお譲りできる分は完売いたしました。

この赤いコートも加藤さんが残してくれたデザインを色と素材を変えて製品化したものです。上質の綿麻素材のコートは手触りもいい。着る季節は毎年多分ほんの一瞬。少々贅沢な一品です。でも10年後も着ていただけるデザインです。それなら持っていていいのではないでしょうか。

テーマカラーはグリーンーGoki & Artists 2026 Autumn

今日も新作が続々入荷されました。が、入ってくると同時に皆さんの元に届くものも多いのは嬉しい悲鳴です。

基本「黒」の服ばかりですが、この秋冬の差し色的な存在はこの鮮やかなグリーン。なかなか存在感のある色なので私には手ごわく感じますがおしゃれさんにとっては、そんなことないよなのかな。

ジャージでもあるブルゾン、しかも鮮やかなグリーン、体操服のイメージでいくか。ドレスダウンのわき役にするか。はたまたさらりとカーディガンにするか。

このグリーンのサルエルパンツもギャラリーには控えているのですよ。

また寒くなるーGoki & Artists 2026 Autumn

しばらく穏やかな日が続きましたが来週は傘マークが目立ちます。
雨が降れば少しずつ気温が下がるのが秋です。あまり急に寒くなるのは辛いですがいつものように季節がすすむほうが植物にとっても動物にとってもいいようです。

暖かく過ごす準備も怠りなく。

で本日10月18日(日)は午後5時まで明日明後日19,20日(火・水)は休廊とさせていただきます。お間違え無きようお願いいたします。