千波誠ーWin the Virus

作品の梱包を解くといつもと違った雰囲気の作品が出てきました。
そこには千波さんの切実な思いを綴った手紙も添えられていました

「・・・高齢で疾患のある両親とコロナをどう乗り越えていくかでピリピリして頭が他に回っていかない現状・・・」とありました。
それでも彼が作品を送ってくれたのは、作家としての立ち位置は作品を発表するこだという思いからなのでしょう。

作品がいつもと違っていたのは、仕事として描くのではなくイラストレーターとしては気儘に描いていたものだったのです。観せるつもりも無く描いてきた絵。だからこそ作家にとって大切な絵。
「こういう時だから出品してみました」と。

千波さんの思いはまさにプリズムが今回この企画をした真髄とも言えるものです。こういう時だから自分にとって一番大切なものを観てもらいたい。

みんなで頑張りましょうというのとは、ちょっと違います。
自分はこういうふうに頑張っているよというのとも違います。

ただただ自分の生き方を確認すること。
良い格好をしたり他人に褒められたいと思ったりするのではなく、あるがままの自分と向き合う。

短い手紙の中に強さを見ました。
本当に嬉しい手紙でした。

そして実はこの作品、1週間前に届くはずだったのですが混乱の中で物流がうまくいかず、長い時間をかけてプリズムに届きました。それを咎める気持ちは全くありません。日本中、いえ世界中の人々が必死でこの騒動を乗り越えようとしているひたむきな時間の中で起きたこと。それさえも愛しいことのように思われてなりません。

絵は歌舞伎の「奴」ですね。
額込み(39×34センチメートル)
¥38,000(送料込み)

平塚啓②ーWin the Virus

出品作家のみなさんからは続々と追加作品も届きます。
平塚啓さんもその1人。
鍾馗様の作品を覚えていてくださる方もいらっしゃることと思います。
鍾馗様はどちらかのお宅で厄よけしてくださっています。

魔除けの赤で達磨と狗張子を作ってくださいました。
願掛けだったり、厄守りだったり、どちらも縁起物でこんな時とっても心強い作品です。

達磨(17.5×13センチメートル)
¥3,500(送料込み)
狗張子(17.5×13センチメートル)
¥4,500(送料込み)

花井正子ーWin the Virus

このところ穏やかな天気が続いています。
今日も徒歩通勤の途中優しい空を見上げて、COVID-19に右往左往している現実はきっと夢の中なんだという思いにとらわれました。
SF的な言葉はよく解りませんが時空の歪みの中にいるような気がして・・・。
空がまさに一番上の作品のように一瞬見えてしまいました。

少し自分は疲れているのかもしれない。

花井正子さんの世界はそういう心を共有してくれるような気がしてとてもほっとします。

花井さんも「Win the Virus」の呼びかけに応えて彼女の中のその気持ちを絵にしてくださいました。
だからこの作品群は非常宣言下価格だそうです。

パステル画(18×14センチメートル)*定着剤で固めてあります
¥16,000(送料込み)

Win the Virusーこれからのこと

一昨日、COVID-19に対しての非常事態宣言は5月末までの延長が決まりました。予想していたことではありますが、6日まではと心構えしていたのでとてもがっかりしました。プリズムだけではないと思います。みなさんも多かれ少なかれ同じ思いだったのではないでしょうか。

それでも公園や美術館は再開の方向でという指針が示されたのでギャラリーも近々自粛は解除されるのではないかと期待しています。それまでは今まで通り実店舗休業でアナログネットギャラリーを続けていくつもりです。

実店舗が開けられることになりましたら、いち早くHPとSNSでお知らせいたしますのでよろしくお願いいたします。

小鹿あきこーWin the Virus

小鹿あきこさんは東京からの出品です。

小さなお子さんを育てながらの作家活動をしている小鹿さんにとって今回の騒動は本当に心休まる暇がないのではないかと思います。そんな中、展覧会の様子を見ているとどうしても出品したくなったとエントリーしてくださいました。
だれかが何かを思って観てくださるということは作家にとっても描く勇気をもらえる物です。

今彼女は作品の方向が変わっていく時期のようです。
そんなことも見ていただけたら嬉しいです。

右(25センチメートル角)
¥26,000(送料込み)
左上(28×22センチメートル)
¥11,000(送料込み)
左下(28×22センチメートル)
¥16,000(送料込み)

 

ながおたくまーWin the Virus

「Win the Virus」の要項を作家のみなさんにお送りしたところながおたくまさんから「作品は出品したいが、額の用意ができない」という連絡をいただきました。今ほとんどのお店が営業自粛で閉めています。額屋さんも例外ではなく、やっぱりお店を閉めているのです。

改めて非常時だということを思います。

そんなときでも絵を見たい、見ていただきたい人がいる。

絵は額に入ってないといけないでしょうか?
額に入っていなくたって見ることができるし見ていただける。

だからながおさんの作品は絵にマットが付いているだけの状態での展示です。

「道」がテーマです。
誰も歩いたことの無い未知の道。何処か今の私たちの状況に似ていませんか。未知のウイルスと対峙する現代人。どうやって生きるべきか考えなければいけない、今。心に深く沁みていきます。

ながおさんの絵は全部で6点どれも同じ大きさです。
マット付き(24×30センチメートル)
¥6,000(送料込み)

諏訪薫ーWin the Virus

これは何だかわかりますか?

多分ほとんどの方が「イヤリング」とお答えになると思います。
それは間違ってはいません。が、これはマスク用にデザインされたもので、イヤリングとしても使えるアクセサリーです。

私、ちょっと悪い癖がありまして、思いついてしまったアイデアを作家さんに丸投げという無茶ぶりをしてしまうのです。
今回も諏訪さんに「マスク用のアクセサリー作ってくださいませんか」と投げてしまったのです。

無茶ぶりしたのは1週間か10日くらい前のことでした。
それでもうギャラリーに届いているのです。

マスク用ですから重くなってはいけません。
口元ですから大振りすぎてもいけません。

軽く揺れるアクセサリーは軽やかで明るく華やぎます。

留め金はイヤリング用ですからイヤリングとしても使えます。だから先ほど「イヤリングは間違いではない」と書いたのです。

マスク用のアクセサリーなんて初めてのものですから名前はまだありません。

淡水パール・シルバー
(¥4,700送料込み)
オニキス
(¥4,700送料込み)
ターコイズ・シルバー
(¥4,200送料込み)

松場宏忠ーWin the Virus

stay home♥️
みなさんおうち時間の毎日ですよね。

馴染みの外猫さんともなかなか会えないとお嘆きの猫好きの皆さん、松場宏忠さんが4月始まりの猫カレンダーを作ってくださいました。

みんな頑張ろうねと4月始まりだから特別価格です。
(16×11センチメートル)
¥1,000(送料込み)

中村友美ーWin the Virus

雀、見ていると飽きませんよね。

中村友美さんも雀が大好きでとうとう雀を描き始めてしまいました。
描いてみるとまた可愛さが増しているようです。

雀は稲を食べるので嫌われることもありますが、実は害虫も食べてくれるので益鳥とも言われているのです。疫病も雀が食べてくれるといいなという思いで出品してくださいました。

大(36.5×44センチメートル)
¥47,000(送料込み)
小(16.5センチメートル角)
¥13,000(送料込み)

hirokoーWin the Virus

GW。
今年は子どもたちにとってどんな日々なんだろう。
3月からずっとお休みのままなんだから特別な時間ではないのかもしれない。
長い長いお休みはきっと大人になってからあれは何だったんだろうと不思議な思い出になるのだろうか。

子供にとってはとてつもない時間の連続だけど、一瞬を描くとするとhirokoさんの絵のようなんだろうな。

右(46×34センチメートル)
¥17,000(送料込み)
中上(18.5×14センチメートル)
¥3,500(送料込み)
中下(18センチメートル角)
¥4,500(送料込み)
左上3点(7.5×6.2センチメートル)
各¥2,700(送料込み)
左下(16×12センチメートル)
¥2,700(送料込み)