Win the Virusーあと3日

本日は、花井正子・安達真由子・千波誠・御囲章の4人が搬出しました。

少しずつ壁が広くなっていきます。

さて、ファッションデザイナーの安達真由子さんの電話からこの展覧会は始まりました。「今、私はブラウスやスカートを作っているときではない。みなさんが無くて困っているマスクこそ今作らなくてはと思うのです」

たった1ヶ月の間に季節は確実に夏へと向かっています。
マスクはますとアイテムと言われていましたが、夏の近い現在は「マスクは必要ですが熱中症対策を」とマスクをしての対策が叫ばれています。

安達さんのマスクは進化しています。
味気ないし機能的ではないアベノマスクと違ってオシャレなマスクを追求する一方で熱中症対策としてスポーツ衣料の素材で高機能マスクも作ってくれました。

マスクは安達さんだけでなく4人の作家が手がけてくれました。
まだまだ必要不可欠のマスク。
この展覧会が終わってもギャラリーのカウンターでしばらく販売を続けることになりました。ギャラリーお発ち寄りの際はこちらもご覧ください。

搬出も見せますーWin the Virus

今日からそれぞれの作家の時間で搬出が始まりました。
最終日は5月31日ですが、3密を避けるために一気に片付けないでそれぞれの時間に搬出をお願いしています。

本日は音部訓子、ながおたくま、石本真裕子の3人が作品を持って帰りました。

今回の騒動を乗り越えたんだなと感慨深いものがあります。
そう思うと作品が減っていくのが今は希望なんだとしみじみ思います。

どうなるこのか先が見えない日々は重かったですが、みなさんが支えてくださったおかげで終わりが見えようとしています。ただただ感謝しかありません。

あと4日間、見守ってください。

 

Win the Virusーこれからのこと

来週はいよいよ「Win the Virus」展最終週に入ります。

長いトンネンルはどこまで続くのかと不安のうちに始まった展覧会でしたがようやく出口が見えてきました。

最終週は搬出を伴う展示になります。
本来あってはならないことですが、今回は特別です。
そして、最近では秋冬に次の波が来ると警鐘を鳴らす学者もいるのですから、そのときのシュミレーションもしていかなければなりません。

明日明後日(25、26日)は休廊日です。

馬場陽子ーWin the Virus Fashion Crossroad2020SS

ベレー帽って絵描きさんの帽子というイメージもありますよね。

馬場陽子さんのベレー帽にはなんとその絵描きさんがいるではありませんか。

馬場さん独特のユーモアがそこにはありました。

ふふっと笑うこと、今とっても大事なことの気がします。

蒼空ーWin the Virus Fashion Crossroad2020SS

絞り染めの蒼空さん。
せっかく5月の展覧会用に作品を用意したのだからと、ストールとポーチを出品してくださいました。

本来ならそろそろ浴衣の季節。
男性でも持てる竹籠付ポーチを作ってくださったのに、今年は各地の夏祭りも中止のお知らせが・・・。
夏祭りは無くてもこれはと思ってくださったなら是非お知らせください。

手前左のストールは藍染めです。
ガーゼ素材なので夏の暑さからもこの大判ストールが守ってくれます。

藍は殺菌効果もあるとか。
ストールと同じ染めで安達真由子さんがコラボマスクを作ってくださいました。
こちらは夏はずっとマスクをしているのは辛いだろうからとお揃いポーチに無いっています。

Win the Virus展最終日は5月31日です。

やっと世の中が動き始めました。
ギャラリーも完全復活とはいかないまでも、平常に戻していかなければなりません。

非常事態宣言を受けて始めた「Win the Virus」展も5月31日にやっと終わりを迎えることになりました。

ただしまだ③密を避けるは必須です。
30人近い作家に出品していただいた作品をいつもなら最終日の最終時間後一斉に片付けに入るのですが、これはなかなかの「密」状態になります。

そこで、今回に限り最終週である5月27日から31日の間に順次搬出ということにいたしました。

5月24日(日)がこの展覧会の完成とうことになります。

27日からは撤収も含めてのライブ感覚の展覧会という状態になることをご理解の上ご覧ください。

6月4日(木)より「加藤鉦次展」で通常営業に戻ります。
ただし、三密対策としてギャラリートークを中止にしました。
その他入場を3人までとし、消毒、マスクにご協力いただくことにいたしました。ご不便をおかけしますがよろしくお願い申し上げます。

GokiーFashion Crossroad2020SS Win the Virus

「今回のFashion Crossroadは中止にします」とお伝えいたところ「Gokiのデザインを一番よく解ってくださるプリズムのお客さんに夏の新作見ていただけないなんて残念です。見ていただきたいです。」との思いを受けて「Win the Virus」にGokiの夏服も観ていただくことにしました。

服は体を入れなければ本当の良さはわかりません。

Gokiファンのみなさん、予約制で思う存分Gokiを着ていただくことにします。

メッセンジャー、ダイレクトメッセージ、電話にて予約をお受けいたしますので是非チャレンジしてみてください。(052−953−1839)

三密を避けるための予約です。ご理解ください。

板倉鉱司ーWin the Virus

先日個展を終えたばかりの板倉鉱司さん。

個展後に「Win the Virus」展のために3㎝ほどの作品を作ってくださいました。
板倉さんは彫刻家ですがこれはペンダントヘッドです。
いつもなら革ひもをご用意くださるのですが、素材選びに時間が取れず、ヘッドのみの展示です。(革ひもやチェーンはみなさんでご用意ください)

猫や兎が板倉さんらしい優しいフォルムになっています。

1点3000円

お気に入りがありましたら、是非ご連絡を。(052−953−1839)

マスクは進化するーWin the Virus

暖冬だった冬が終わったというのに、なかなか暖かくならないなという頃にCOVID-19騒動は起こりました。

そろそろ暑さが気になる季節にまでなってしまいました。
夏も気をつけなければというキャンペーンが始まっています。

そうなると気になるのがマスクは暑い問題。
ただでさえ息苦しいのに、これから日本の夏をどうやってマスクで乗り切るのか頭の痛い問題です。

マスクはしているにこしたことはない。
薄手の素材やスポーツ用の吸湿速乾性の素材を使ったマスクも作ってくださいました。
必要なときだけ使えるようにポーチ付きのマスクも用意しました。

安達真由子さん、サノエミコさん、馬場陽子さん、岡田まゆみさん、蒼空さん。
それぞれの工夫も見てください。

マスク用のアクセサリーは諏訪薫さんのデザイン。

マスク関連作品はこの展覧会が終わってもしばらくギャラリーのカウンターで販売の予定です。

中日新聞にてご紹介いただきました

昨日5月15日朝刊カルチャーのコーナーで「Win the Virus」展を紹介していただきました。

こんな事態に陥りただただ休業してしまうことへの疑問。実は私の知らない表現者にもやっぱり同じ思いでいてくれた。記者の谷口さんはマスクというキーワードでアーティストのこの思いを救い上げてくださいました。

「自粛」という言葉に何か違和感を感じ、かといって出歩いていいとは思わない。どうしたら良いのかと思い悩むうちに安達さんの気持ちを知り、とりあえず走り出してしまった。これしかできないのか、これでいいのか、と思い悩むうちに作家のみなさんやお客様に後押ししていただけたのだと思う。

そんな中での取材だったので、これも1つの道だったんだとやっと安堵したのでした。

「アートは生きる力」とプリズムは考えていますが、だれもが同じ思いではないことも承知しています。谷口さんはそのあたりのことも考えて原稿を書いてくださったとのことでした。感謝しかありません。

この展覧会は約30人の作家の思いが作り上げたアートです。

あと2週間続きます。もちろんネットを通してでも、この展覧会でのアーティストの思いをたくさんの方に観ていただきたいと思います。