御囲章さんの作品はほとんど植物由来のモチーフです。その植物たちは実在に極めて近いものからそうでないものまで様々なのだけど、共通しているのは生命力。どれももりもり成長しているのです。
この生命力というか成長の様、ゴッホの絵にも見られます。糸杉やアイリスや植物ではないけど髭。
ゴッホにあるものと同じものを御囲作品に感じます。
成長には誰か容易に止める事ができない力があります。ジャックと豆の木やトトロの木に魅かれるその力が彼の作品にも見えます。
#御囲章
#ギャラリースペースプリズム
WHITE MATES bldg.1F 1-14-23Izumi Higashi-ku Nagoya Japan Phone052-953-1839
御囲章さんの作品はほとんど植物由来のモチーフです。その植物たちは実在に極めて近いものからそうでないものまで様々なのだけど、共通しているのは生命力。どれももりもり成長しているのです。
この生命力というか成長の様、ゴッホの絵にも見られます。糸杉やアイリスや植物ではないけど髭。
ゴッホにあるものと同じものを御囲作品に感じます。
成長には誰か容易に止める事ができない力があります。ジャックと豆の木やトトロの木に魅かれるその力が彼の作品にも見えます。
#御囲章
#ギャラリースペースプリズム
今回の個展で一番大きい作品です。
サイズは92×60センチ
これを彫刻刀で彫って刷るわけですが、原寸大の下書きから刷り終わるまで、約1ヶ月かかるそうです。
掘り進めという技法は、全く修正が効かないわけではありませんが大きな方向転換はできません。
エスキースの段階で大きな作品にしてみたいという思うことがあるそうです。何よりも作家本人が長い時間をかけても完成した作品を見てみたいという気持ちが制作に向かわせるのだとか。その思いがあれば、「一ヶ月かかる」ではなく「一ヶ月かかってたんだな」になるそうです。
当然大きくしたくなる作品というのは、御囲さんの気持ちの期待感も大きく制作している時間は気持ちが高揚しているといいます。
長い時間をかけて修正がほとんど効かない作業を緻密にこなしていけるのは、自分だけが表現できる世界観を持っているからに違いありません。
その世界観について始まったばかりの個展期間中に探っていきたいと思います。
「 Win the Virus with SNS」本日最終日です。(午後5時まで)
これで第3波も万全などとは決して思ってはいませんが、今考えられる対策の1つを20人の作家の皆さんと形にしてみました。
次回は今年最後の個展「御囲章木版画展ーいつもどおり」を11月19日から開催します。まだまだギャラリートークなど通常のイベントはできませんが無理のない範囲でお出かけいただければ幸いです。
絵本作家ながおたくまさんはニャンズのパパでもあります。
大好きな猫たちが主役の絵ですから楽しくないわけがありません。
毎年2月に恒例の「猫展」でもこの子たちがプリズムを駆け回ることでしょう。
中村友美さんは雀が大好き。
チュンと呼んでいます。
雀は野鳥なので飼うことはできません。
ベランダで餌箱を置いてやるくらいしかできませんが、仲良くしています。
餌箱に来る雀たちの写真を撮り、絵にしています。
その絵をこうやって展覧会でみなさんに見ていただいているのです。
雀との時間は中村さんにとってとても心休まる時間でもあります。
だから見ている私たちもとても優しい気持ちになれるのですね。
廃材を素材に板絵を制作している高北幸矢。
「円空仏のように、人々にとって身近な作品として手に取ってほしい」と。
これはどこの廃材か?
昨年プリズムの東にある金比羅さんの修繕の際、廃材をいただき絵にしたものかもしれません。
大きな役目を終えた材木にもう一仕事していただきましょう。
建部弥希さんの描く絵は明るい「光」だ。
タイトルも「ヒカリのリズム」と「ヒダマリとあそぶ」だ。
モネは「光」が描きたかったのだが、その思いを継承しているかのようだ。
建部さん、お日様と遊ぶの大好きなのがよくわかるし、幸せになれるね。
日本画家鈴木喜家さんの作品は「樹と蛾」
夏の虫の儚さ。
人の一生ももっと大きな時間の流れの中ではやはり儚い。
このところの天変地異は驚くほど多いが、その中で思うのは時間。
歴史に残る災害や流行病もいつかは収まって行く。
蛾は蛾の時間を生き、人は人の時間を生きる。
居酒屋のカウンターもおしゃれなバーもまた少しずつ縁遠くなるのかしら?
カウンターの向こうにいる主人(あるじ)のみなさん、必ず戻ってくるから待っていてください。
だけど、ちょっとだけ人恋しい日には迎えてくれるといいのだけど。
私たちのわがまま、聞いてくれたら嬉しいな。
ごめんなさい。
高藤暁子さんの猫たち、世界中の主人(あるじ)たちに届けたい。
「行雲流水(こううんりゅうすい)」=深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動すること。
今とても大事な生き方だと思います。水は行くべきところに流れる。
強い気持ちでいないと、あちらに流れこちらに流れ、結局自分だけでなく他人まで巻き込んで右往左往することになります。目先のことにとらわれすぎないで生きることは情報過多な現代では難しいことなのかもしれないけれど、肝に銘じなるべきことですね。
水野清波さんの筆は水を意識すべく見えます。
浅はかな知恵で水の正しい流れを妨げることのないようにというメッセージと受け取りました。