百瀬博ーX’MAS ARTIST SHOP2020

「天使」
百瀬博さんが描き続ける天使は、世の中で言うところの「天使」とは少し意味が違うように思う。

無邪気な天使。非情な天使。・・・・
天使にはいろいろいるのだけど、百瀬さんの天使はマリア様に近いようにも思う。
特に、小鳥と対話している天使は慈愛に満ちている。

せっかくのクリスマスシーズンだから、こんな絵とお話しするのもいいですね。

加藤鉦次ーX’MAS ARTIST SHOP2020

花の絵を描いているようで空間と時間を描く加藤鉦次さん。

見る角度とか光とか、ふとした心の動きによっても見えるものが変わる。
不思議な絵だと思う。

いくつもの場面を重ねて描いているようだ。もちろんそこにはただ重ねているだけではない。加藤さん自身の心の中にある大切な時間と空間の重なりがある。

実際に作品の前に立って観てほしい。・・・と強く言えないことがもどかしい。

pecoraーX’MAS ARTIST SHOP2020

バッグデザイナーpecoraのトートバッグはペットボトルの再生素材で作られています。

とても鮮やかな色ですが、この色は時間とともに少し退色します。

バッグに求めるものは使い手によって様々ですが、ペット素材の軽さと丈夫さは1つのメリットだと思います。

1点1点手作りなので持ち手の長さの調整なども可能ですから、ぜひスタッフにご相談ください。

稲垣敏彦ーX’MAS ARTIST SHOP2020

洋画家稲垣敏彦さんの油絵です。

洋梨はクリスマスを象徴する果物ともいわれています。
クリスマスに飾るのにふさわしい1点です。

季節を問わず飾っていただける作品でもあります。

諏訪薫ーX’MAS ARTIST SHOP2020

東京にお住いの諏訪薫さんは郵送で作品を送ってくださいます。
作品とともに送られてきたお手紙に「今年は大変な1年となりました。赤い色の作品をおおくしましたのは、少しでも明るい気持ちになれれば、という意を込めてのことです。」とありました。

そう。気持ちも明るくなります。
それに赤は疫病神が嫌う色と古来信じられてきました。

そんな諏訪さんの気持ちをみなさんも受け取ってくださっているのでしょう。「赤」の作品に人気が集まっています。

赤のアクセサリーで元気に過ごしましょう。

石本真裕子ーX’MAS ARTIST SHOP2020

サクラクレパスが画材の石本真裕子さんですが、今回の画材は折り紙です。画材屋さんで売っているプロが使う紙ではなく文房具屋さんで売っている「折り紙」です。

プロ用の画材は値段相応の使い勝手の良さもありますが、石本さんは敢えて子供たちの使う「折り紙」でこの作品を作りました。

プロ用の画材は画材屋さんに売っています。近頃はネットで買えますが、それでも身近な存在ではありません。一方「折り紙」も「サクラクレパス」も地域にある文房具屋さんに行けば必ず買うことができます。そのあたりに石本さんの制作のポリシーがあるように思います。

子供のころに大好きだった「お絵描き」。
今も同じ気持ちで描いているのかもしれません。
だってとても楽しそうに見えますもの。見ているあなただってきっと楽しくなります。

加藤茂外次ーX’MAS ARTIST SHOP2020

版画家加藤茂外次さんのエッチングはサボテン。

作品の中に「さぼてん」とひらがなで入れていることに私は激しく反応しています。
なぜ敢えて文字を入れたのだろうそれもひらがなで。「臆面もなく」という言葉がすぐに頭の中を駆け巡った。

「さぼてん」という文字に絵がみえなくなるほどだった。

でも不快感はなく、どうしてもくすっと笑ってしまうのだ。
それは加藤さんの思うつぼなのだろうか?

だったらいいのだけど、私はもしかしたら不真面目な鑑賞者なのかもしれない。

アストロ温泉ーX’MAS ARTIST SHOP2020

アストロ温泉の近作の素材はウレタンです。

ウレタンは加工はしやすいが、力具合で壊れやすさもある素材です。
だからこそできた作品はなかなかに面白い。

右下の丸まっているヴェージュの作品はこの素材でなければかんがえなかったかもしれません。後ほど「X’MAS ARTIST SHOP2020」のページにその秘密をあかしますからぜひ見てください。

馬場陽子ーX’MAS ARTIST SHOP2020

馬場陽子さんをどうジャンル分けしようかといつも迷います。
デザイナー・・・とは言い切れないし、イラストレーター・・・とも言い切れない。アーティスト・・・もちょっと違うような・・・。馬場陽子は馬場陽子というジャンルなのかもしれないな。

とにかく引き出しがいっぱいあって、それもいつでもどんどん増えている。
領域だけじゃない。ツールもやってみたいものはいろいろやってみる。

だからどんな方法も技術として高めていくという方向ではありません。
ミシン刺繍は職人探しからやるし、フィギュアは面白いものを探し出してくる。

そうやって集めてきた技法や技術やモノをアイデアのパーツとして組み立てると馬場陽子の世界が出来上がるのです。

馬場陽子さんは12月20日(日)午後1時から在廊です。

山内寿美ーX’MAS ARTIST SHOP2020

山内寿美さんは、生物にとって有害なものがあったとしても、適応というか進化というかをして絶滅はしないという考えを作品にしています。

ポジティブであることは大切なことです。
今は治療法がはっきりしないと言われているコロナですが、いつかこの病気が怖くない日が来ることを願っての作品だと思います。

山内さんは12月19日(土)午後2時から6時在廊です。