蒼空ーFashionCrossroad2021春夏

今年はGWが過ぎても今1つ暑くなりません。
今週末には走り梅雨もありそう。梅雨寒もあるのかもしれません。
そんな不順な季節にはストールがとても便利です。

絞り染めの蒼空さんがさわやかな色の綿のストールを制作してくれました。

幅いっぱいに広げて肩回りを温めるのにも、日差しが強ければ首回りに巻いて紫外線避けに、真夏の暑い日には汗止めに、とにかくこれから大活躍間違いなしです。

少し控えめな柄なのでウサギ商店さんのうさぎ柄浴衣地ブラウスに合わせてみました。

ネックレス(chigusa)  ¥11,000
ブラウス(ウサギ商店)   ¥9,000
ストール(蒼空)     ¥7,000
パンツ(Goki)       ¥17,000

ウサギ商店ーFashionCrossroad2021春夏

着物リメイクのウサギ商店さんの夏コート2点です。
涼しげな絽に秋草がさわやか。

2点はともにGokiのワンピースを中に、諏訪薫さんのペンダントでモダンさをプラスしてみました。
ブラックコーディネートには赤が入ったペンダントで、ホワイトコーディネートにはブルーが入ったペンダントで。この少しの色が全体を引き締めています。

ブラックの下に白、ホワイトの下に黒もきっと素敵。
会期が長いので交換してみるかもしれません。

桔梗刺繍絽ラップコート(ウサギ商店)  ¥23,000
秋草花絽ラップコート(ウサギ商店)   ¥22,000
フード付きカットソーワンピース(Goki) 各¥23,000
アルミニウムペンダント赤(諏訪薫)   ¥7,700
アルミニウムペンダント青(諏訪薫)   ¥9,900

 

ぴんぽんまむーFashionCrossroad2021春夏

プリズム初登場スタイリストであり着付け師でもある「ぴんぽんまむ」石川真海さんにこのボディ1体スタイリングしていただきました。

テーマは「丸」

水玉の着物にHUMMING BIRD DSIGNさんのシースルーのポンチョ型ブラウスを塵除けのように着せました。ブラウスの水玉から着物の水玉が透けて見えるのが憎い。このポンチョは洋服として作られたものですが着物に合わせたっていい。丸モチーフのよしだ律さんのブローチもぴったりです。

ブラウスの下の着物には帯留めにchigusaさんのブローチを使いました。

このスタイリングを間近で見ていて、その合わせ方の妙はほんとうに鮮やかでただただ魅入るばかりでした。

洋服と着物を組み合わせる。FashionCrossroadはまた1つ進化したんだと思います。

会期中時々別の組み合わせをしてくださるそうです。

まだ少し先のことですが、11月には「ぴんぽんまむ展」も予定しています。
着物着たいけど、ちょっと・・・と思っている貴女、目からうろこの素敵な発想で、だけど基本は外さないぴんぽんまむワールドを楽しみに待っていてくださいね。

帯  ¥4,000
帯留めに使用したブローチ(chigusa) ¥13,000
ポンチョ型ブラウス(HUMMINGBIRDDESIGN)  ¥23,000
ブローチ(よしだ律) ¥1,800

FashionCrossroad2021春夏ー作家在廊日

作家在廊日が決まりましたのでお知らせします。
緊急事態宣言発出後はこの限りではありませんことをご了承ください。また変更はその都度お知らせいたします。

5月10日(月)  13:00-15:00   よしだ律
13日(木)  13:00-15:00   よしだ律
14日(金)       14:00-16:00   サノエミコ
15日(土)       13:00-17:00   馬場陽子
16日(日)  13:00-     ウサギ商店
19日(水)  13:00-15:00   ながおたくま
20日(木)       13:00-16:00    chigusa
22日(土)       15:00-     馬場陽子
23日(日)  12:00-16:00         HUMMINGBIRDDESIGN
6月  3日(木)          蒼空

Fashion Crossroad2021春夏ー準備中

長いお休みをいただきました。

こんな後は事実と違っても「どこか遠くに行ってきたのね」と言われるのが普通だったのに去年今年はそんなことは言われなくなりました。
長い休みも巣ごもりの毎日を過ごしました。

せっかく1年前この禍を乗り切ったのに、不用意に動いて禍を引き寄せてしまったら元も子もありません。徒歩圏内の美術館に行ったくらいで終わってしまったお休みでした。

昨年はこの休みに禍を乗り切る算段をしていたので全然暇ではなかったけれど、今年は本当にぽっかり空いた時間になってしまいました。私にとっては大して何もしない時間は精神的に良い時間ではなかったように思います。じっとしているということはとても精神力のいることなんだと知りました。

この体験必ずギャラリーに生かしていきたい。

今日5月6日から「Fashion Crossroad2021春夏」の準備をします。展覧会は8日(土)正午からです。まだまだオウチ時間のみなさんにも楽しんでいただけるようにお手伝いさせていただけたら嬉しいです。

登龍亭獅篭展2ー最終日

本日「登龍亭獅篭展2」最終日です。(午後5時まで)

毎日落語会のある展覧会なんて初めての企画でしたが、無事最後まで走り切れそうです。獅篭さんには無茶ぶりしたのかもしれません。が、さすがプロフェッショナル。絵も落語も「おお!」「はあ・・・!」の連続でした。

獅篭展は来年6月「登龍亭獅篭展3」となる予定です。
それまでにはコロナには退散していただきたく思います。

明日からプリズムはGW休廊をいただきます。

次回は5月8日(土)から「Fashion Crossroad 2021春夏」を開催します。
ファッション大好きな人、大集合です。

市井の人々に向けてー登龍亭獅篭展2

獅篭さんのことを先日「B級のセンス」と書きちょっと失礼なんじゃないかとお叱りをうけました。

B級グルメという言葉がよく使われますが、これって誉め言葉だと思っています。手に入りやすい食材だったり手に入れやすい値段だったりの食べ物っていうことで、これは決しておいしくないものではなく、よくぞここまでおいしく作ったものだということだと思うのです。

現代では人はみな平等と言われていますが、クマさんはっつぁんの時代は身分制度があり上も下もあった。今は本当に無いのか?建前としては無いけれど、完全に無いとも言えない。

落語の世界で言えば長屋の人々はB級に入るのかと思う。じゃそういう人々はダメな人なのかというと、決してそんなことはなく人としてのおいしさがたっぷりな人はいっぱい出てくる。
お金を稼ぐことは苦手だったり、少々のだらしなさはあっても、人としての本質が上質ならヒーローになれる。逆にズルをしたり人の尊厳を踏みにじったりする人は絶対はどんなに身分が高くてもそうはなれない。

獅篭さんの作品は市井の人々の目を通した世界観なのだと思う。
コロナで心も病む寸前だった人はいっぱいいます。あの人もこの人もあの少女もこのおじいさんも・・・獅篭さんもそうだった。だからこそ生み出された作品たち。

落語家の登龍亭獅篭さんは心の底からそういう人々を愛していて自然にそいう心根でこの事態を受け止め作品にしたのだと思う。

「絵を描いているうちに少しずつ心が落ち着いていった」と彼は言います。
おいしいB級の人々をこれからも描いていってほしい。落語を語るように絵を描いてほしいと願います。

個展は明日が最終日です。
今回は厳しい人数制限をしたのでお断りせざるをえなかった方々もいらっしゃいました。本当に申し訳ありませんでした。来年また毎日落語会付き個展を開いてくれます。来年はもう少したくさんの方にもお出でいただける状況であることを祈っています。

グッズも勢揃いー登龍亭獅篭展2

センスが良くて器用な獅篭さんですからグッズも豊富です。

瀬戸在住という地の利もあり、今回は陶器も作りました。
これがなかなかの人気で、制作数の半分以上がすでに売れてしまいました。
「登龍亭」という亭号のみのセンスには希望があれば直に絵を描いてもくれます。

名古屋には「蔓延防止措置」が出され、東京大阪などには「緊急事態宣言」が間もなく出されるようです。
ギャラリーに行くのはためらわれる方も多いのではないでしょうか。
グッズだけでなく作品も似顔絵もメールや電話での対応もいたします。どうぞお気軽にご注文ください。

wihtsns.prism@gmail.com

052-953-1839(FAXも可)

あなたの似顔絵描きますー登龍亭獅篭展2

寄席で鍛えた腕で似顔絵を会場で描いてくださいます。

前回の個展でもこのコーナーはありました。私も描いていただき、Facebookのアイコンにしています。
初対面の方が、私の顔を見て大笑いしたことがあります。???となっていたら「ごめんなさい。アイコンとあまりに似ていたので笑いが止まらなくなってしまったのです。」と。

描いてくださった似顔絵は依頼主に限りご自由にお使いください。だそうです。
SNSのアイコンにぴったりの似顔絵をみなさんどうぞ描いていただいてください。

獅篭さん、24日土曜日は寄席があるのでギャラリーにいない時間があります。その時間はご容赦ください。

令和少女の憂いー登龍亭獅篭展2

コロナ騒動で一番辛かったころに描いた絵だそうです。

描いた絵を破ってみたり、水につけてみたり、今思えば随分なことをしたなぁと思うのだけど、あの頃の自分らしいと獅篭さんは言います。

落語家としての仕事はどんどんキャンセルになり、どうせまたという卑屈な気持ちになっていたころだった。これは飲食店の方も時々おっしゃることなのだけど、電話が鳴るのが怖かったと。

仕事のキャンセルって自分を否定されたような気持になります。
あの頃実は多くの人が経験したことなんじゃないでしょうか。
「実店舗は休業するように」という上からのお達しは私も精神的にきつかった。
獅篭さんと私だけではもちろんなく、リモートで仕事してくださいと言われたデスクワークの人だって同じ気持ちだったんだと思います。

現在蔓延防止を言われているし、愛知県だって緊急事態宣言が出る可能性が高くなってきています。またあの時と同じかとうんざりもしています。令和少女もまた同じ表情をするのかもしれません。

あれ?・・・令和少女はもしかしたら獅篭さん自身なのかな。

それだけじゃないね。少しだけわかってきたことは、憂うる令和少女はみんなの心の中にもいつもじゃないけどいるんだなということ。
それがわかったから少しだけ強くなれるような気がしませんか。