「これは銅版画ですか」とたびたび聞かれます。
そうではありません。小口木版です。
硬い木を輪切りにして版木にします。
硬いので、細い線も彫れるのです。だから、銅版画と間違われるような線が作れるということです。
若月陽子さんの作品はそういう繊細な線で優しい植物などを表現しているのが人気なんです。
WHITE MATES bldg.1F 1-14-23Izumi Higashi-ku Nagoya Japan Phone052-953-1839
「これは銅版画ですか」とたびたび聞かれます。
そうではありません。小口木版です。
硬い木を輪切りにして版木にします。
硬いので、細い線も彫れるのです。だから、銅版画と間違われるような線が作れるということです。
若月陽子さんの作品はそういう繊細な線で優しい植物などを表現しているのが人気なんです。
洋画家加藤鉦次さんの絵にはいくつかの時間が重なっています。
一瞬ではなく、複数の瞬間。
写真は一瞬を切り取るけれど、加藤さんの絵ではいくつかの記憶を1枚に捉える。
初めは花以外の何かが見えてこないのだけど、暗闇に目が慣れるようにいくつもの記憶の断片が見えてくる。
プリズム初登場の銅谷祐子さんは馬をテーマに鉄の彫刻を制作している彫刻家です。
「絵」でなくてもいいけど600㎠以下で壁面展示できることが条件だということをお伝えしました。
公共スペースなどに設置されるような大きさの作品を作っていらっしゃる銅谷さんですから、とても戸惑われたと思います。
「そういう条件でいかに自分の表現ができるかにチャレンジしてみました」と。
なるほど銅谷さんのこれまでの作品を裏切らない半立体になりました。
「制作の間口が広がったかな」とのことでした。
写真
撮る人の目。観る人の目。
何をどう観るか。観せるか。
写真。
朝野公威の目。
谷口広樹さん、以前の個展でシルバーのシルクスクリーンの作品を出品してくださったことがありますが、今回はゴールド。
マットな仕上げになっているので品のある作品になっています。
朱赤とゴールドの組み合わせの作品もめでたい和という感じでしたが、ゴールドだけもどこか和なテイストが漂っています。
「マメルリハ」っていう小鳥、知ってますか?
私は今日初めて知りました。
藤原まゆみさんは今この小鳥に夢中。
だからたくさん「マメルリハ」を絵にしてくれました。
なんでも体を伸ばすとキューっと細長くなるのだそうです。
羽の色もきれいな瑠璃色なんですって。
そんな可愛くてきれいな絵になりました。
少し前にルンバに乗って困った顔している猫の動画がSNSでよく見られました。
可愛いなぁと思っていたら高藤暁子さんが絵にしてくださいました。
こういうのキャッチするの高藤さんはうまいなぁと、思わず笑ってしまいました。
他にもまだまだ数点ギャラリーに面白猫たちがいますよ。
昨年は白だった半立体の作品が今年は赤と黒に。
色の効果もあって更に迫力が増した感があります。
複雑な形状なので取り扱いを繊細にしなければならないと思っていました、見た目より丈夫だとか。それでも丁寧に扱うべし。
作品に合わせて個別の箱の用意もしてくださっています。
プリズム初登場の洋画家小山恵さん。
動物の絵を出品してくださいました。
「猫が人間に見えてくる」とおっしゃったお客様がいらっしゃったっけ。
猫の作品どうしてもライトが映り込んでしまって見づらいことご容赦ください。
丹下京子さん、もう東京の人になって何年になるのかしら?
名古屋から東京に拠点を移しても、ずっとプリズムにいてくれる嬉しさ。
いつもありがとうって思っています。
きっと丹下ファンのみんなが思っていること。
丹下さんらしい絵を届けてくれることをこれからも楽しみにしています。