山内寿美-X’MAS ARTIST SHOP 2022

自分の「今」の心を立体作品に込める山内寿美さん。
個展から1年以上の時がたち、あれからまた心の変化があったようです。
コロナ禍に傷ついた心は随分平穏になってきたのでしょうか。

山内さんは明日10日在廊予定です。

作家在廊予定
12/ 9(金)  13:00-15:00    水野清波
15:00-19:00    御囲章
10(土)  13:00-16:00    よしだ律
14:00-17:00               山内寿美
16:00-19:00   建部弥希
12(月)  15:00-19:00    服部純栄
14(水)  12:00-14:00    ながおたくま
14:00-17:00    hiroko
15(木)  13:30-15:30    おおざる工房
16(金)  13:00-16:00    山口まち子
16:00-18:00    石本真裕子
17:00-19:00    加藤茂外次
17(土)  13:30-16:30    momiji
16:30-19:00    中村友美
18(日)  12:00-15:00    はまだのりこ
15:00-17:00    平塚啓
19(月)  13:00-16:00    サノエミコ
*変更追加は随時お知らせします

よしだ律ーX’MAS ARTIST SHOP 2022

革ブローチのよしだ律さん、10月の3人展からまたまた新作も追加しての出品です。鮮やかな色のブローチはともすると暗くなりがちな冬のファッションを軽やかにしてくれます。たくさんつけるのもよし。服だけでなくバッグに付けるのも素敵です。

よしださんは明日在廊予定です。

作家在廊予定
12/ 9(金)  13:00-15:00    水野清波
15:00-19:00    御囲章
10(土)  13:00-16:00    よしだ律
14:00-17:00               山内寿美
16:00-19:00   建部弥希
12(月)  15:00-19:00    服部純栄
14(水)  12:00-14:00    ながおたくま
14:00-17:00    hiroko
15(木)  13:30-15:30    おおざる工房
16(金)  13:00-16:00    山口まち子
16:00-18:00    石本真裕子
17:00-19:00    加藤茂外次
17(土)  13:30-16:30    momiji
16:30-19:00    中村友美
18(日)  12:00-15:00    はまだのりこ
15:00-17:00    平塚啓
19(月)  13:00-16:00    サノエミコ
*変更追加は随時お知らせします

X’MAS ARTIST SHOP 2022

年末恒例の「X’MAS ARTIST SHOP」です。
2022年プリズムとともに作家活動をしてくださった41人の作家さんがみなさんに思いを込めての作品の数々です。

今年も作品は即売です。
そしてメールや電話によるご予約も対応させていただきます。
with.sns@gmail.com
052-953-1839

今年最後の展覧会を是非お楽しみください。

作家在廊予定
12/ 9(金)  13:00-15:00    水野清波
15:00-19:00    御囲章
10(土)  13:00-16:00    よしだ律
14:00-17:00    山内寿美
16:00-19:00   建部弥希
12(月)  15:00-19:00    服部純栄
14(水)  12:00-14:00    ながおたくま
14:00-17:00    hiroko
15(木)  13:30-15:30    おおざる工房
16(金)  13:00-16:00    山口まち子
16:00-18:00    石本真裕子
17:00-19:00    加藤茂外次
17(土)  13:30-16:30    momiji
16:30-19:00    中村友美
18(日)  12:00-15:00    はまだのりこ
15:00-17:00    平塚啓
19(月)  13:00-16:00    サノエミコ
*変更追加は随時お知らせします

馬場陽子展ー最終日

「馬場陽子展」は本日最終日です。
大好きな「馬」を思う存分描いてくれました。

次回は12月8日(木)から「X’MAS ARTIST SHOP 2022」です。
41人の作家の競演です。

小さな絵ー馬場陽子展

愛らしくて飾りやすい小さな絵も出品されています。

色味が優しくて明るいので毎日一緒に暮らすのに最適です。

こうやって複数飾るのもいいですね。

馬と花とバレリーナー馬場陽子展

デザイナー馬場陽子さんの個展だということを何度もここで書いてきました。毎回違うテーマではあるけれど、そこにはご自身の「好き」があります。

「馬」を個展のメインにしたのは2度目。
苗字に「馬」という文字があることも彼女にとって身近な存在なのだろう。

「馬」だけでなく今までいろいろな動物を描いてきました。リスもいたしオカメインコもいた。猫だって鹿だっていた。
実は動物柄の洋服をコレクションしていたりするほど動物好きなのでした。

それでも「馬」はさらに特別らしく、乗馬もしているほどです。見るだけに飽き足らず乗って触れて描く。

「好き」は理屈を超える。

この絵はバレリーナだけど、サーカスのジンタにのって華麗にアクロバットをしてみたいと馬場陽子さんは思っているのかもしれない。

画材ー馬場陽子展

個展のたびにテーマも画風すら違う馬場陽子さんは、画材も毎回違ったものを選びます。水彩絵の具だったり色鉛筆だったりで使う画材は多彩です。

今回はアクリル絵の具です。
アクリル絵の具は以前にも使ったことがあるし、デザイン科出身の馬場さんにとってお馴染みの画材とも言えます。「とても使いやすかった」そうです。

画材が違えばタッチも違う。
その違いが個展会場のすべてをセルフプロデュースするのに必要だったのでしょう。

展覧会で何をどう見せたいのか。それは作家それぞれ違います。1点1点の絵だけでなく会場全体からも読み取っていただけたら嬉しいです。

X’MAS ARTIST SHOP 2022

2022年12月8日(木)-25日(日)*火曜休廊
正午―午後7時(日曜日は午後5時まで)
◎ネット、電話による販売は12月9日(金)正午から

額も作品の大切な要素ー馬場陽子展

馬場陽子さんが選ぶ額もしばしば話題に上がる。
このデコラティブな額を使いこなす難しさを言うのだ。

多くの作家は絵が額の負けることを嫌がる。
それはごく当たり前のこと。だって額は絵を引き立てるために存在するものなのだから。
しかし馬場さんの絵はそんなにこってりした絵ではない。色を塗り重ねて重厚感を醸すタイプではなくむしろあっさりとした彩色となっている。
それなのになぜか額との相性はとてもいい。

最初から馬場さんは額に勝つか負けるかなんて考えていないのだと思う。
だから勝つことも負けることもない。そんなこととは別の次元で額を選んでいるのだと思う。

ピンクのタコがいたらかわいいのと同じように、この額はこの絵に似合うと決めたに違いない。好きな服がだいたいその人に似合うように作家が好きな額はその絵に似合うのだ。

こんなことを書くと馬場さんってふんわりしていてあんまり深く考えない人と認識する人がいるかもしれませんが、それは違います。とても思慮深い人です。ただ考えているポイントが多くの人とは違っている。とびきり個性的な思考の人なんです。日常生活が極めて常識的なのに創作に関しては「ぶっ飛んでいる」タイプです。

素敵!です。

馬と花と人魚。ー馬場陽子展

馬場陽子さんの感性は独特だ。
「馬と花と人魚。」というタイトルからしてなぜ馬と花と人魚なのかと首をかしげる。まあどれも主役級の存在だから描きたいとなればそれはいい。絵を観るとタツノオトシゴがいる。これはseahorseだから馬がテーマの展覧会だから範疇かな。さらにタコ。さらっと画面を泳いでいる。言われなければ気が付かないくらいの存在で描かれている。

少し頭の中が混乱するのだけど、しばらく平常心を取り戻して見てみるとそれは当たり前の存在になっている。「なぜ?」にこだわってはいけない。それが馬場陽子なのだから。

馬場さんは描きたいものを当たり前のものとして描いているのだから、それでいいのだ。いちいち常識でものを見ようとすることを一蹴されるようだ。でも馬場さんはそんな意地悪ではない。自分が描きたいことに忠実なだけで他人の物の見方なんてきっとそれほど興味はない。

ここにタコが泳いでいたらかわいいだろうな。タコはピンクだったら洋服も可愛くなるしさ。デザイナー馬場陽子がイラストレーター馬場陽子にそっとつぶやいたに違いない。