Win the Virus展

COVID-19の蔓延に伴い各所の自粛を余儀なくされています。
ギャラリースペースプリズムも4月16日から予定しておりました「百瀬博展」を延期とさせていただきました。先の見えない閉塞感は心の疲弊も引き起こしています。
プリズムは何をすべきか、模索の日々でした。このまま休廊しているだけで良いのだろうか。そんな思いでいましたら、ファッションデザイナーの安達真由子さんから1本の電話が入りました。
「こんな時に個性的なマスクはどうだろうかと作ってみたら、皆さんに見ていただきたくなったんですけど、プリズムから発信していただけませんか?」と。
マスクは負の産物ですが、それを個性的に装うなんて素敵です。これぞクリエーターならではの姿勢です。この閉塞した社会にちょっとだけでも風穴をあけることではないでしょうか?
そんな発想で作品を発表したらきっと少しだけみんな元気になれる。プリズムは「アートは生きる力だ」がコンセプトで運営してきたんだということを改めて思いました。安達さんの提案で私自身も、もう少し頑張ってみようという力をいただきました。
そういえばSNSでは「あまびえ様」が賑わっているではありませんか。鍾馗様もいましたね。みんな生きる力です。
こんなときなだから思い切ってホームページやSNSを中心に発信するプリズム発の展覧会をやってみようと思いました。本来なら会場で作品と対峙してほしいけど、それは今は叶わぬこと。一歩退いてもこんなときはいいんじゃないかな。
作品を見てくださるだけでも嬉しいけど、販売もいたします。アナログな通販です。電話かメッセンジャーかダイレクトメッセージで受け付けさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
営業は午前11時30分から18時まで(月火曜日休廊)
徒歩、自転車、自家用車でのお出かけはこの時間で、在廊時間は20分以内をお願いいたします。公共交通機関のご利用はなるべく避けましょう。私自身は徒歩通勤しています。
ネット上での鑑賞はこれに当たりません。

急に立てた企画ですのでまだ作品は会場がいっぱいになるほど集まっていません。毎日成長する展覧会になりそうです。
*お見苦しい写真で申し訳ありません。この展覧会のきっかけを作ってくださった安達真由子さんのマスクを見ていただきたかったのです。

板倉鉱司鉄の作品展ー最終日

「板倉鉱司鉄の作品展」は本日最終日です。
COVID-19の状況は日に日に悪化し、とうとう愛知県も非常事態宣言が出てしまいました。展覧会は残念ながら多くの方々に観ていただくことは無く、会期を終えることになってしまいました。誰も悪くないと思いながらも釈然としない気持ちのままです。

次回予定されていました「百瀬博展」も延期とさせていただきます。

このまま臨時休廊ということも考えましたがギャラリーがこういう時にできることは無いのかと思い悩み緊急企画を立てました。
「Win the Virus展」
なにしろ緊急に立てた企画ですので詳細は走りながら決まっていくような状態です。4月16日(木)からです。ギャラリーに来てくださいではありません。詳細は16日に発表いたしますので是非お楽しみに。

おおかみー板倉鉱司鉄の作品展

板倉鉱司さんは「おおかみは動物の中で一番強いと思う。ライオンよりずっと強い。」と言います。

子供の頃シートン動物記の「狼王ロボ」が大好きだった。
狼は知恵も体力も凄いと知ったのです。
私もこの本は読んでいたのですがすっかり中身を忘れてしまっていて、先日あらすじだけ追ってみました。気になる方は是非お調べください。
「ロボ」という優れた狼には弱点がありました。「ロボ」が率いる群れに1匹だけいた雌が彼の弱点だったのです。そこにも彼にとって「ロボ」が魅力を感じていたのかもしれません。

この個展では生き物持つ生命力への思いが随所に見られます。

この「おおかみ」は心なしかちょっと寂し気にも見えます。
「動物は死を恐れない。それはすごいことだと思う。」とも言いますが、だからこそこんな表情も持ち合わせているのかもしれません。

「おおかみ」ステンレス製
高さ10cm幅35cm
¥40,000(展示台別途¥5,000)

*4月16日(木)からの「百瀬博展」はCOVID-19の収束を願って延期といたします。楽しみにしてくださっていた皆様大変申し訳ありません。

もりー板倉鉱司鉄の作品展

鉄の作品展ではありますが、銅版画も展示しています。

あの女性と動物(馬?ロバ?)
野生の目の強さはこの個展の大きなテーマでもあります。

銅版画 12cm×10cm
シートのみ 5,000円
額付き  12,000円

おおかみー板倉鉱司鉄の作品展

「板倉鉱司鉄の作品展」では立体作品と「おおかみ」のように半立体の作品とまた後日ご紹介しますが、銅版画があります。

半立体作品は壁に飾れる仕様になっています。
バックの黒い部分は鉄で白っぽい絵の部分はステンレス製です。
いずれも金属で重さもありそれが独特の存在感を持たせています。

18cm×35cm 15,000円

スフィンクスー板倉鉱司鉄の作品展

ある日板倉鉱司さん切れ長の目にポニーテールの女性に出会いました。
その方の目がとても素敵だったのですが、話しかけることも無くもちろん写真など撮ることもできず。ウチに帰るやいなやスケッチをしました。

そのスケッチを元に制作したのがこの「スフィンクス」です。

「スフィンクス」はピラミッドを守る番人。
守る強さを彼女の目に見たのです。

今回の作品にはしばしばこの目が登場します。

板倉さんは少年の頃から持病があって昨年少し具合が悪かったのです。
治療はなかなか効果がありませんでしたが、難病指定を受け臨んだ治療はやっと彼を快方に向かわせてくれました。

彼女に出会ったのはちょうどそんな頃で、板倉さんの体の生命力を感じることとその目の強さにリンクするものがあったのだそうです。
元気になって制作できる喜びです。

彼女の存在は板倉さんにとって制作のミューズだったのです。

「今回ちょっと作品が変わったね」と言われるのにはこんなことがあったのです。

で、後日また彼女に会う機会があったのですが2度目にはこんな衝撃はなかったとか。そういうことはあるのかもしれませんね。

「スフィンクス」(ステンレス製)
高さ12cm 幅35cm
50,0000円
展示台別途5,000円

チュウリップを描くー板倉鉱司鉄の作品展

COVID-19日々深刻化しています。
プリズムは今日も営業していますが、是非お出かけくださいとは言いがたい状況になっています。
この状況を鑑み今まではホームページやSNSで作品の詳細や値段は出さずにいましたが、しばらく作品の情報を掲載し電話やネットでの販売もさせていただくことにいたしました。また、個々の質問にできるだけお答えしますのでどうぞ遠慮なくお知らせをください。

「チュウリップを描く」
顔と頭の部分はステンレス胴の部分は鉄です。
高さは約40cm。
販売価格は40,000円
展示台はご希望があれば別途5,000円となります。

別の作品についてもご質問があればお受けいたします。

TEL052-953-1839

板倉鉱司 鉄の作品展ーいきもの ひと

「板倉鉱司 鉄の作品展ーいきもの ひと」
予定通り開催しています。

リルケの詩とドストエフスキーの小説に触発された板倉鉱司さんです。
難しそうだという印象を持たれると思いますが、板倉さんの表現は人なつこくて優しい。鉄も文学も彼の手にかかるとこんなに身近になるのかと驚きます。

プリズムでの個展はこれで3回になります。
今までと違うなという部分もあり興味深い展覧会になっていると思います。

 

世の中はCOVID-19で不安の中にいます。
こんな時に展覧会とはとお叱りを受けるのかもしれません。
こんな時だからこそという気持ちとここでは語れないいろいろな思いでもう少し営業することにしました。それでも明日営業を断念するかもしれません。ホームページやSNSでその都度報告させていただきます。

板倉さんは下記のように在廊します。
4/2(木)  11:30-17:00
3(金)  16:30-19:00
4(土)  11:30-17:00
5(日)  14:30-17:00
11(土)  14:30-17:00
12(日)  14:30-17:00
*申し訳ありませんが4日に予定していたギャラリートークは多人数がお集りの可能性がありますので、中止とさせていただきます。当日板倉さんは在廊されますので、個々でのお話しとさせていただきます。

プリズムはいわゆる「3密」ではありませんが、常時ドアを開け放し換気に勤めます。さらにその都度の除菌も行います。アルコール除菌剤は手に入りませんでしたので二酸化塩素と銀イオンでの除菌になります。

佐々木悟郎イラストレーション展ー最終日

「佐々木悟郎イラストレーション展」は本日最終日です。(午後5時まで)
COVID-19騒動で日々決断を迫られましたが、なんとか最終日を迎えることができました。

次回は4月2日(木)から「板倉鉱司鉄の作品展」です。
4日(土)午後3時からギャラリートークも開催予定ですが、展覧会もトークも今後変更になる可能性も充分考えられることです。申し訳ありませんが、ホームページやSNSをご覧の上お出かけください。