無題その2ー倉中玲個展

倉中玲個展の作品はすべて平面作品なので「絵」と呼ぶのが一番ふさわしい。

ここ1週間ほぼ毎日倉中さんは在廊しているので、作品の話を来場者と話すのをそばで聞き時にはご本人から直接お聞きする日々を過ごしています。

「絵」なのだけど、言葉の端々に画材に対して色や画面のマチエール以外のことが出てくることに気づきます。
木炭は桑は柔らかいとか柳は硬い、筆は化粧筆でふわっと撫ぜるように色を刷く、・・・。

もちろん鑑賞者の目から入る情報である画面がどんな完成形になるのかが一番大切なのだろうけれど、自身が描いている過程で得る感触もかなり大事な要素なのではないかと思うようになりました。

今の段階では五感フル活用とは言えないのだけど、彼女の感性はまだまだ鋭く研ぎ澄まされそうな予感はする。「絵」と言う言葉では言い足りない日が来るのかもしれない。

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