街桂林ー鈴木喜家スケッチ展

人の手があまり入っていない風景に魅せられている鈴木喜家さんですが、そこで暮らす人々の気配のある邑にも魅力を感じています。

風土の中で培われた暮らしのための建物や村の成り立ちは独特です。
広い広い中国ではその地その地で建物も違うし、集落の構成も違っているそうです。鈴木喜家さんがいいなと思う部分をスケッチします。

「街桂林」のスケッチでは集落の向こうに桂林独特の山々が見えています。
湿度も気温も、においまで伝わってきそうな絵です。

帰国後本画にするにあたってのメモでもあるスケッチ。時間に余裕があればパステルで色も入れます。詳細なメモとして残すものなので200色のパステルセットを持っていきます。スケッチブックだって数冊、簡易の水彩セットも旅の荷物に入れるのでとても大きな荷物になるとか。

そうやって出かけてきた中国。たくさんの財産を生み出してきました。

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