良いデザインとはーGoki & Artists 2025 Spring

世の中で普通に使っている言葉の中で私が違和感を感じる1つに「デザインがいい」と言う表現があります。

デザインとは制作物に必要な機能や特色を検討し構成を考えることや、形・色・配置などの装飾すること。なっています。

「デザインはいいんだけど使いにくい」と言われることがあります。これはデザインを見た目と解釈している場合の使い方なのかと思います。

見た目は大事な要素です。
まずその物を作る上での目的がある。その目的をきちんと達成できているかどうかがも見た目と同じように大事なのだということも知っていたい。

今日紹介する服はそういう意味でとても優れたデザインの1点だと思います。
Gokiはアパレルメーカーです。たくさんの人に着ていただけるデザインであることはアパレルにとって重要な要素です。そうはいっても人の体形は千差万別。背の高い人もいれば小さい人もいる。ふくよかな人も華奢な人もいます。誰にでも合う服ってあるのでしょうか?大人も子供も男も女も着ることができるは、さすがに難しい。着物はそういった意味では優れたデザインではあるのですが、Gokiは洋服です。

この服、最近では「コーディガン」というらしい。コートとカーディガンの間みたいな仕様です。

袖と身頃を一体にしてあるので肩の位置が一点ではないのがこのデザインの優れたところです。洋服は肩で着ると言われるほど方の位置が重要なのにこのデザインはそれぞれの着手の肩の位置に勝手に合ってくれる。

もちろん着姿はその人の体形で違って見えます。それが個性です。

袖と身頃が一体化しているということは袖ぐりがない。実は男性と女性の体の違いの1つは腕の付け根あたりの背中サイズの割合があります。たっぷりしたデザインの服でもなかなか男性が女性ものを着られない理由の1つはここにもあります。でもこの服はその問題もクリアしています。着物は身頃と袖が一体ではないけれどこの構造には通じるところがあります。だから男性でも着ることができるデザインなんです。着物のコートととしても着用可能。

そして見た目。
ボーダーの使い方が実に見事。構築的。
でもボーダーが苦手とおっしゃる方には「黒」のご用意もあります。

この服の素材もいい。
冬は静電気を呼ぶ素材がだめなの。ウールはかゆくなるの。
この素材、裏がコットンで表がウールのニット素材。静電気もかゆみも完全シャットアウトというわけにはいきませんが、かなり軽減されるのもポイント高いです。

冬物なので数を揃えることができません。気になる方はお早めに。

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