ティファニーで朝食をー小西雅也展

昨日9月21日に紹介した「道」のような描き方で始まったこのシリーズですが、描き上げてしばらくすると何だか物足りない気がしてきたのだそうです。

小西雅也さんの絵は似顔絵ではないし、ましてやスチール写真の模写ではありません。

「道」もあのような場面は無い。でもあんな場面を観てみたいと思ったことから描いた絵です。

この「ティファニーで朝食を」はむしろとても有名な記号的な写真がもとです。
最初は「道」のように描いてみたのですが、なんだか飽き足らない気がして上からいろいろな紙を貼り、さらに絵具を塗り重ねてみました。

「ティファニーで朝食を」の象徴的な場面だからこそ大胆に崩すことができました。自分らしさと映画の印象がうまくリンクして作家として腑に落ちる。

ヘップバーンのチャーミングさが輝く1点ですね。
これがDMになりました。

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