「彼岸」あちら側。
この絵の真ん中あたりが川です。
川の手前は「此岸」こちら側。
こちら側とは自分のいる世界。
欲と煩悩の世界とも言われる。
なんだかわかる気もする。
「彼岸」あちら側。
川の向こう。
欲と煩悩から解放された世界らしい。
仏教では極楽という世界。
知らない世界。
わくわく憧れ。
それでも知らないことに、わなわな恐れる。
さてここから「跨越」は始まる。
彼岸と此岸に跨り越える。
できるだろうか?
できるとしたら、何がどうできるのか。
倉中玲はどう考えどう作品にしたのか。
その答えが今プリズムに、ある。