アパレル業界はまだまだコロナに油断がならない。
いつ何時蟄居生活を強いられるのかわからないのだから、1年かけて商品の準備を進めるこの業界はここ数年コンパクトに季節を進むことを基本としなければならない。
Gokiとて例外ではない。冬物は材料費がかさむのでオーソドックスなデザインを少量作るという姿勢なのだ。そうなると他と差別化できるのは美しいフォルムを作ることを含めて品質の良さで勝負すること。
もともとGokiは品質には並々ならぬこだわりを持っているのだけど、そこにより一層の企業努力を感じる。
なんとオーソドックスなコートなのかと言われ続けているコートだけど、着た人は必ず「この長さとエレガントさはいままであまり見たことがない」とおっしゃる。まだここにあるのはエレガントの度が過ぎるのかと。
作家在廊予定
12/24(金) 15:30-18:00 村田直哉
*追加変更は随時お知らせいたします。