アンティーク着物ー和・スタイル

本来アンティーク着物というのは100年以上前のものを言います。
それはもう骨董的価値があり、流通価格もとんでもない額なのだそうです。
「着る」ということには向かないものが多く、着物文化の普及ということには違う世界なのかもしれません。

新しい着物を作るにも日常とは違うお金が必要になります。

アンティーク着物といういうには新しく今かというとそうではない昭和なものは多くタンスに眠ったままになっていて、それは割合手ごろな値段で売りに出されることがあります。それがまた石川真海さんの感性には合い、コレクションが始まりました。着物文化の勉強のため。アトリエ「ぴんぽんまむ」のお客様にレンタルするためのものでした。これはまあ際限がありません。

中には写真の帯のようにもう次に目にする機会は多分ないだろうという永久保存物に当たってしまうこともあります。(この3本は非売です)

 

 

際限ないコレクションの中には、着物文化普及のためにみなさんに使ってほしいものも含まれています。今回はそういう着物や帯を大放出です。実は永久保存品の一部も個展だから販売を決心したのだそうです。つまり平たく言うとこの山の中にはお宝がいっぱいなのです。もちろんどれも1点ものです。

この山から絶妙なコーディネートを石川さんの目でしてくださいます。
それはもう目から鱗が落ちるようなコーデを見せてくれます。
着物スタイリストの真骨頂はここでも見ることができます。

ギャラリーにお出でくださった方にしか見ていただけないのが残念です。

 

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