「一般多色刷りー彫りすすめ」という技法で木版画作品を制作している御囲章さん。
制作過程を聞いてみるととても緻密な思考を必要とし、作業手順も多面的でなければならないので、まず制作するというだけでも驚きます。しかし作品というのは厳しい見方をするならばどんなに複雑を極めたとしても出来上がったものから思いが伝わらなければ意味が無いのです。御囲作品は制作過程よりも画面から伝わってくる生命力にまず圧倒されます。見たことの無い植物。御囲さんの頭の中にしかない植物を見せていただきましょう。
来秋の個展も楽しみです。
御囲さんは12月18日在廊です。
#御囲章
#X’MAS ARTIST SHOP 2019