チェックのコートドレスは Gokiの秋物です。
9月の展覧会の時も触れましたが、今アパレル業界はコロナの影響で大変なことになっています。工業製品でもありますから大量の商品を半年という単位の中で作っていかなければなりません。つまり今シーズンのものはまさにコロナで世界中が右往左往している時には既に動き始めていたということになります。
その時期、生地工場をはじめとして、ボタンやファスナーや糸など服を構成している多くのアイテムが止まってしまっていたのです。そういうこともあって素材の確保が大変だったと言います。
そして実際に売る時期(今)また秋冬の感染が増えてくることも予想されていたことです。実際ヨーロッパなど日本より早く冬を迎える地域ではいろいろな対策が言われています。また外出できないかもしれないのです。
そうなると洋服の大量消費はされなくなります。既に大手アパレルの会社の倒産は起きています。まだこれからも続くだろうと言われています。
コロナによる打撃は、観光業界や飲食店だけではありません。
ファッションも同様同列に大きな波をかぶっています。
衣食住の文化をどう考えるのか、胸が痛みます。