思えば、私が最初に諏訪作品に心奪われたのはこのペンダントのシリーズだった。シンプルなのに美しくシャープなフォルムは知的でかっこよかった。
ともするとクラフトの世界では技巧的なものに高い評価を与える傾向がある。
技巧に走りすぎて何が伝えたいのかが見えにくくなっているものもたくさんあって、そういう作品に疑問すら持つようになっていた中、諏訪さんの作品のストレートさに納得がいったものだった。
今回のこの作品にも出会った頃の美しさが健在なのが嬉しい。
このところのアクリル作品も出品されていて、それももちろん素敵です。
今日はどちらにしようかと悩むのも楽しみの1つですね。