鉄の彫刻家になるー鉱さん、またね

板倉鉱司さんは20代半ばころに知人から彫刻家の掛井五郎さんを紹介されます。世界的な作家ですからご興味のある方は調べてみてください。

家業の鉄工所を手伝い始めたころでもあります。
掛井さんも鉄を使って作品を制作していたことから仕事場の鉄工所で掛井さんが制作するということになったのです。必然的に制作の手伝いをすることになりました。

どうやって鉄の彫刻を作るのかノウハウを知ることにもなりました。

自分でもやってみたいという気持ちがむくむくと湧き上がってきたのでしょう。それからは絵よりも彫刻の日々になりました。
板倉作品は掛井作品の影響を受けていることはとてもよくわかります。
掛井さんからは「君は彫刻を作るな」と言われたこともあったとか。鉱さんの才能に掛井さんも脅威だっかのかななんて思ってしまうエピソードです。

鉱さんは掛井さんをとても尊敬していました。師の背中をずっと追いかけていたのかもしれません。

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