空を映す鏡ー林孝子雅羅素展

「DMに使う作品できた」とある日林孝子さんから作品が届きました。

鏡でした。

鏡の撮影はとても難儀です。機材の揃った写真スタジオならどうってことないのですが、そうもいかずどうしたものかと悩んだ末空を写してみました。
なんだかとてもいい写真が撮れました。

タイトルは「空を写す鏡」
そのまんまなんだけど、その写真と言葉には無限の広がりがありました。

晴れた日も曇った日も雨の日も雪の日も鏡で空を写してみてください。
見上げてみた空とどこか違っていて異空間。
孝子さんの鏡は鏡面に色ガラスやガラス用のインクで絵のような模様のような何かが施してあるので孝子空になる。孝子空に吸い込まれてみるのもいい。

ウチの中のどこかに架けたら、孝子柄のあなたのお部屋になる・・・だろうか。

孝子さんが鏡にいろいろ手を入れた理由は「自分の顔だって見えたくないとこが年取ったらあるのよ。全部見えない鏡がいいのよ。」だ、なんておっしゃいますが別の孝子さんの言葉も見えてくるかもしれません。

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