心に刺さる言葉ー登龍亭獅篭展6

言葉の受け取り方は人それぞれです。

たくさんの獅篭録は落語的人生訓のようなものでまじめそうでもありちょっとふざけていたりもしていて、さらっと笑ってしまったり考え込んでしまったり。
すでに半分くらいそれぞれのお客様のもとに行ってしまっているのですが、そのチョイスには深い洞察力を見る気がします。

落語には底辺でけなげに生きている人々がたくさん出てきますが、それぞれの登場人物はそのシチュエーションをそれほど悲しんではいません。最後は笑って次に進んでいきます。

獅篭さんの書いた言葉はそんな人々が言いそうな一言。
短い言葉の中に妙に心に響くものがある。どれも響くというけではない。
それは大げさに言えばそれぞれのこれまでの人生のたどり方によるということなのだろう。

ベースは落語です。笑ってください。笑って肩の力を抜いていただければ嬉しい限りです。

カテゴリーNews