今日の私はGokiの約30年前のパンツスーツを着ています。
手に入れた当初10年くらいは秋から春までヘビロテで着ていました。Goki社のみなさんには「10年も着てるってあんまり言わないでください。長く着ていただくのは嬉しいけど、Gokiの服は一度買ったらずっと買い替えなくていいと思われるから売れなくなるじゃないですか」って苦笑されたものです。
ダブっとしたシルエットが流行った時代でした。
やがてこういうシルエットは世の中から姿を消しました。自然にこの服の出番を少なくなってしまって15年以上はタンスの肥やしになっていました。
ここ数年このシルエットを見かけるようになりました。主に流行の先端を行く男性のタレントさんが着ているようです。
私もあの服出してみようかなと2年ほど前からまた再び袖を通しています。
そんな思いで出してみる服はだいたいなんだかちょっと違うなとなるのだけど、この服は・・・いいんじゃない。
ちょっと違うと思う理由に生地の痛みがあります。破れているとか日に焼けているは論外だけど、生地につやが無くなっていることがほとんどです。それだけでもうその服は時間を感じさせてしまいます。
それなのにこの服は全然くたびれていない。あんなにヘビロテで着ていたのに。
なぜなのか聞いてみたらこの服の生地はとんでもなくいいものなんだとか。
生地と言っても個人が買うものとアパレル企業が買うものとでは流通が違うらしい。生地を使う量が桁違いなのだから仕方ないのかもしれません。
アパレル用には昔のようないい生地は出なくなったのだそうです。
いいものを長くから安いものをとっかえひっかえの時代になったのは経済状態の悪さも一因かも。
私はこの服もう少し着ようかな。と言うわけで私の断捨離はちっとも進まないのです。