千鳥の作り方ー高木伸彦/かけるやきもの

千鳥皿は陶器です。
300羽の鳥たちは千鳥ばかりではありませんが、ほぼ千鳥だと思ってください。

一羽一羽手作りしています。どうやって?

たたら成形と言う方法で作っています。
陶土を練った後平たく伸ばします。伸し餅のような状態にするのだと思っていただいたらよいでしょうか。
その板状の陶土に千鳥の木型(洋裁で言う型紙のようなもの)を置いて千鳥の形に切ります。
お皿ですから千鳥型の陶土の縁を持ち上げて皿状にします。
そこからは乾かして釉薬をかけて焼成。
そんな工程で千鳥はできるのです。

言葉にしたら何だか簡単そう。
まあ技術的なことを言えば陶芸としては初歩的な技法ではあるんです。

技法に関してはまた後日書いていくことにします。

それにしても300枚はなかなかの作業量だったはずです。

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