今回の小山剛さんの個展は「アクリル画展」と銘打っていますが一部クレパスを使用しています。
この絵は一番クレパスをたくさん使った絵です。
ベースはアクリル絵の具で描かれていますがその上からほとんどの表面はクレパスで描かれています。
アクリル画と言っておきながらクレパスを使うことに特別問題はありませんが気になるところではあります。クレパスを使う理由も聞いてみました。
「アクリル絵の具はあまり伸びがよくなくて下の絵具との馴染みが油絵具のようではありません。その点クレパスは油絵具に似た伸びがあり色と色を馴染ませたいときには使います」と。
乾きの早いアクリル絵の具ではできないことをそもそも乾き具合などないクレパスで補う。
小山さんもサクラクレパス派だそうです。そもそもどうやらクレパスはサクラのオリジナル商品のようですね。