時を忘れる(2)ー百瀬博絵画展

昨日紹介した作品とモチーフは同じ構図も左右逆転はしているもののほぼ同じです。でも随分雰囲気が違います。色は少しダーク気味だし、何より天使の羽が薄くなっています。

「羽が薄くなっていますね」と言うと百瀬さんは驚いたように「本当ですね。言われるまで気が付かなかった。羽を薄く描こうとは全然思わずに描きました。このくらいがバランスがいいなと思っただけなんです。」と。

そんな会話の後全体を見回してみると近作の天使の羽が少し薄くなっていっているように見えました。ここ2年ほどの作品ばかりですがそれでも2年前より羽が薄くなっている。はっきり薄くなっているというわけではないのですが。

人の心は劇的に変わることもあるけれど、日々ほんの少しずつ変わっていくものでもあります。変わらないようでやっぱり変わっていく。

百瀬さんにとって羽は何なんだろう。モチーフにストーリーが無いと本人は言いますが・・・、無意識のストーリーはやっぱりあるのかなぁ。

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