林さんの作品は色が豊富。
それも明るくてクリアな色が多い。
だから、楽しい。
よく考えてみたら、それは林孝子さんそのものだった。
作品の紹介がまだほとんどない個展3日目のブログに作家の人となりを書くのはちょっと誤解を生みそうなのだけど、人となりを知っていただくほうが作品を理解するのに手っ取り早い。その表現がまた誤解を生みそうなのだけど。
私は林孝子さんのことを「孝子さん」と呼んでいる。
昨日までここでは「林さん」と書いていたけど、自分で誰のことを書いているのかと思うほど違和感があったので今日からは「孝子さん」と書くことにする。
孝子さんは85歳。
年齢が最初に書くなんて失礼と思うなかれ。このポップな作品を85歳の方が作っていると思うと、それだけでこの作品がさらに生き生きしてくる。
孝子さんは驚くほどパワフルだ。
とにかく好奇心旺盛。
素敵なこと楽しいことが大好きで、そのためにはどんなことも厭わない。
そんな孝子さんだからこそこの作品が作れるのだと思う。