溝渕美穂ー平田佳子博覧展

「溝渕美穂さんが描く猫が大好きだから、猫多めに描いてね」とお願いしたら全部猫の絵にしてくれたのだと平田佳子さんが嬉しそうにおっしゃいました。

まずは自分が好きでなければ「おおざる工房」は成り立たない。

「おおざる工房」の企画は平田さんなのだから、彼女の中で作家の絵と相性のよさそうな器を作陶する。だからきっとなんとなくの絵のイメージもあるのだろう。まあ少しくらいイメージとずれても、それはきっと許容範囲なんだろう。

少しくらいずれるほうがむしろ楽しいと思えるから「おおざる工房」方式ができたのだと思う。いい意味での緩さが楽しさを生み出している。

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