フェルトでの作品は今までもたくさんつくってきましたが、今まで使ってきたメリノウールは直接肌に触るとチクチクすることがあります。それで首にフェルトが触れる仕様にできませんでした。
それで肌に優しいアルパカでマフラー作りに挑戦しました。
これはなかなか手ごわい。メリノウールほどまとまってくれないのだそうです。
苦心のすえ出来上がったマフラーは肌触り抜群。使うほどに柔らかさが増すそうです。
犬・猫・うさぎがいます。
首に巻くと動物の顔が下を向くことになるのですが、広げたときに動物の体と同じにしたかったのと、何よりも下を向くほうが平田さんは可愛いと思うからこのような作りにしたのだそうです。
今日お買い上げくださったお客様は長さがあるので帯揚げにしてみようと思ったとか。作家の工夫をさらに使い手が工夫をする。いいですね。
動物の目の部分はもちろん平田さん手作りの「陶」です。