「犬?」のような何かが空を飛ぶ。
「犬」のつもりだけど「犬」じゃなくてもいい。
「犬」より「飛ぶ」が板倉鉱司さんにとってこの作品においては比重が重い。
「鉄」という硬くて重くて冷たい(常温で)素材が柔らかくて軽くて暖かい。
板倉鉱司さんにしか作れない作品たち。
鉄板を切って溶接した作品だと先日紹介しましたが、この個展では切ったパーツを叩いて曲線を出すということもしています。それにより動きを出したことも新しい試みでした。
明日は最終日です。70歳を過ぎてまだまだ進化を続ける板倉さんをまだ見ていない方々、是非お出かけください。