「眠り猫」日光東照宮に左甚五郎が彫ったことでも有名な題材です。
猫がのんびり眠っているのは平和であることの象徴として彫られたという説もあるそうです。平和を祈ったのですね。
このところのウクライナの人々を思うと胸がつぶれそうだという方はたくさんいらっしゃいます。水野加奈子さんもその一人。早く平和が戻るように願いを込めてこの作品を描いたそうです。
猫は雀にとって天敵の1つですがその雀が眠っている、それもお腹を上にして眠っている猫のそばでのんびりひなたぼっこでもしているのでしょうか。猫がお腹を上にしているのも危険が全くないときにしかしないことです。つまり猫も雀も全く危険が無いという絵です。
縁起絵を現代に描くとすればこういう絵かなと思い描きました。
平和を祈る気持ちはいつの時代も変わることはありません。
こういう文化が戻ってきてもいいのではないでしょうか。