松原伸一郎さんの存在も、この「蛙はカエル。」展に大きくかかわっています。
松原さんの個展は3年ほど前だったと思います。(もう少し前だったかなぁ)その時おっしゃった「僕は蛙なんです。ずっとそう思ってきました。」は忘れられない。
だから本業のフォトグラファーから離れると「蛙」の陶芸作品を作り続けるのだそうです。作った蛙たちは全部ご自分なのだと思います。だって、彼の作る蛙は松原さんと同じチャーミングさだからです。
蛙というものはぴょんと跳びます。本当に軽々と跳びます。
松原さんも蛙もしなやかです。
こんな時代に重さを持ってはいけません。蛙のようしなやかに跳べるようになりたいな。